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NITTEN ハナラボ 第265回「 ラジオネーム:みっちゃん、やるね~さんのご質問 」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。


武居>ラジオネーム「みっちゃん、やるね~」さんから。
   1月にお便りいただいていたのですが、ご紹介が遅くなってしまいました。
   「 詩織さん、内藤さん、こんにちは。
   今年初めて放送を聴き、お花のコーナーがあることを知って嬉しくなりメールしました。
   ガーデニング歴6年ですが、5年前から地植えしている「ガーデンマム」についての相談です。
   毎年冬には枯れ、1月現在は地面から可愛い新芽が出ています。
   今のところ毎年咲いてくれますが、このまま植えっぱなしで寿命や衰えはないのでしょうか?
   いつか挿し芽などで新しい株に更新する必要があるのか、ぜひ教えて下さい!
   写真は満開時と1月に撮影した新芽の状態です。」
   というメッセージと共に、お写真を3枚、送っていただきました。

内藤>写真のうちの一つは、黄色い満開のガーデンマム、これはもう圧巻ですね。
   もう画角に収まりきらないほどで満開ぶりが伝わってきます。
   それから濃いピンクのガーデンマムもとてもきれいですね。

武居>一つの花束のように花がたくさんついていますね。

内藤>そして、1月に撮影された新芽のお写真。地面から、ぷりっと、ぷりっと小さな葉を広げた新芽が、
   とても愛おしい姿です。もう今頃はもう少し大きくなってきているころと思います。

武居>このまま植えっぱなしでいいでしょうかというご質問ですが、
   そもそもガーデンマムがどういうものか、ご存じない方もいらっしゃるかも。

内藤>はい。そうですね。ヨーロッパで誕生した「庭で楽しむキク」のことです。
   但し、交配の親には日本のキクが使われていて、日本ともとても縁の深い植物なんです。
   寒さに強く、屋外で冬越しができて、お庭を鮮やかに彩ってくれることから、「ガーデンマム」と呼ばれています。

武居>寒さに強いですよね。(自由に受けて)これは、何年も育てることができるんですか?

内藤>はい。基本的には耐寒性のある多年草です。
   上手に育てると、ボリュームのある株を何年も楽しめるのがガーデンマムの魅力です。

武居>「みっちゃん、やるね~」さんは、
   5年前から地植えしているとのことですが、このまま植えっぱなしでも大丈夫でしょうか。

内藤>地植えのままでも、何年かはきれいに咲き続けます。
   ただ若いうちは、年々勢いが増していきますが、何もしないままだと、
   少しずつ元気が落ちてくることも多いですね。

武居>それにしても、5年何もしなくて元気というのは、すごいですよね。

内藤>本当にすごいと思います。34年ほどで老化して、花付きが悪くなるケースも多いそうです。

武居>では、老化が始まるサインってあるんでしょうか?

内藤>はい、あります。株が大きくなって、込み合ってきますと、花付きが以前より少なくなったとか、
   花自体が以前より小さくなるとか、株の中心が密にならず空洞気味になる・・・とかが老化のサインになりますね。

武居>花のパフォーマンスが落ちるという感じですね。

内藤>その通りです。
   5年経過して尚元気というのは、環境がいいのと、「みっちゃんやるね~」さんの愛情の賜物だと思います。

武居>地植えとのことですが、株分けはした方がいいのでしょうか。

内藤>理想的には2-3年に1度するのがおすすめです。
   あまり長い間そのままにしていると、病気や害虫などの被害を受けやすくなってしまいます。

武居>株分けをするとすれば、季節的にはいつ頃がいいでしょうか。

内藤>ちょうど今頃がいいですね。新芽が動き出す前後の3月から4月前半がいいと思います。
   できるだけ根を傷つけないように彫り上げて、3つとか4つとかに分けて新しい場所に定植するといいと思います。

武居>なるほど!

内藤>そうすると花付きが回復して、全体の株の姿がきゅっと締まって整います。

武居>病気にも強くなりそうですね。

内藤>はい、そうですね。5年元気でいてくれれば、
   もうガーデンマムの世界では超ベテラン株ですから、今年はぜひ若返りメンテナンスをしてあげると、
   ガーデンマムの精霊から「みっちゃん、やるね~」さんに微笑み返しがあるかもしれません。

武居>(受けて)そして、「いつか挿し芽などで新しい株に更新する必要がありますか?」とのご質問ですが。

内藤>「いつか」やってもいいと思います。
   株分けで花つきが安定して、病気や害虫による被害もないということであれば、
   すぐに挿し芽をする必要はないと思います。ただ、同時進行で親株を大切に管理しながら、
   保険として挿し芽を取っておくというのはおすすめです。

武居>徐々に世代交代させるということですね。

内藤>そうです。挿し芽をしたり、株分けをしながら、力のなくなった親株は徐々にフェードアウト
   させていくことで、常に新陳代謝が起こり大切なガーデンマムが元気でいられると思います。

武居>ということで今日は、ラジオネーム「みっちゃん、やるね~」さんからのご質問にお答えいただきました。
   内藤さん、ありがとうございました。

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