花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
武居>内藤さん、今日はどんなお話でしょうか。
内藤>1月20日から二十四節気の大寒を迎え、2月3日立春まで、暦上、今最も寒い時期を迎えていますが、大田市場の仲卸通りを歩くと、春の花がたくさんあったことに気づきましたか?
武居>そうですね。景色が変わったような、華やかなお花が増えてくると春だなと思います。
内藤>市場は花ばかりでなく、野菜も魚もそうですが、なんでも季節を先取りで生鮮品が出荷されます。そこで、今日はこの寒さを乗り切るために、季節を先取りして春の到来を象徴する花3つをご紹介したいと思います。ひとつめにご紹介するのは、チューリップです。
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武居>チューリップを知らない人はいないと思いますが、最近のおすすめはありますか?
内藤>最近は球根付きの短い原種のチューリップが結構流通していて、個人的にはお勧めです。
武居>どんなところがいい?
内藤>草丈も短くて、球根を含めても10cm〜15cmくらい。花弁も6枚でとてもシンプルな姿をしています。水耕栽培で室内で楽しめるのですが、例えばイチオシは、アルバ・コエルレア・オクラータという品種。
武居>ハリーポッターに出て来そう・・・笑
内藤>確かに!この特徴を知ったら皆さん欲しくなってしまうかもしれません。原種で、ツボミの時は白っぽい雰囲気があるのですが、何と花が開くとその中心が・・・青いんです!別名ブルーチューリップとも呼ばれています。(「Alba(アルバ)」が「白」、「Coerulea(コエルレア)」が「青い」、「Oculata(オクラータ)」が「目のある」を意味し、花の中央の青い部分が目のように見えることから名付けられました)
武居>それを聞いたら確かに実物を見たくなってしまいますね。でも、なかなか入手困難なのでは?
内藤>確かに、どこでもいつでもコンビニで!というほど便利に買えるものではありませんが、この時期大田市場に流通していますし、インターネットやガーデンセンターなどでも販売していますので、入手が極めて難しいとか、「まぼろし~」というほどのものではありません。お花屋さんに相談してみるのも手かもしれません。
武居>写真を見ていますが、中心が青くて、いま私たちが見るチューリップとは少し印象が異なりますね。
内藤>はい。ではふたつめにご紹介するのは、パンジーです。
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武居>こちらも春を象徴するお花ですね
内藤>パンジーといっても、人によってイメージするものが違うかもしれませんが、切花のパンジーで、フリフリとしてマルチカラーの華やかなタイプです。
武居>色もパステル調で明るく、軽やかな感じで春を感じますね・・・
内藤>1つの花が終わっても、次々とツボミが咲いていきますし、すべての花が終わっても暫くグリーンとしても楽しんでいただけて、とても長くお楽しみいただけるのでお勧めです。そして、春到来を象徴する花、最後にご紹介するのは・・・ミモザアカシアです。
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武居>ミモザ大好きなんですよね。3月8日のミモザの日に限らず、この時期流通しているんですね。
内藤>はい。年が明けて、1月の第2週目くらいから市場に流通し始めて、ミモザの日の前くらいが流通のピークではありますが、ミモザの日が過ぎてからも明るい雰囲気が人気で流通しているんですよ。
武居>チューリップ、パンジー、ミモザ、どれもいろどりが明るくて、気持ちが上がりそうですね。
内藤>市場にこの3つが並んでいるのを見て、「ついに来てくれましたか!」と私自身が嬉しくなって、皆さんにお知らせしたくなってしまいました。
武居>ということで、今日は「春を先取りする花・3選」をご紹介いただきました。内藤さん、ありがとうございました。
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