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NITTEN ハナラボ 第263回「 旬の花・ラナンキュラス 」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。


武居>内藤さん、今日はどんなお話でしょうか。

内藤>花文化上級者の武居さんは、その魅力を十分にご存知だとは思いますが、今日は旬の花、ラナンキュラスについてご紹介したいと思います。

武居>ラナンキュラス!個人的にも思入れ深い花です。有名な「ラックス」シリーズは、花弁が少なく、野の花のかわいい雰囲気を残しながら、つやつやと光沢のある花弁がほかの花にはない魅力ですよね。

内藤>その通りですね。ラックスシリーズは、宮崎県の綾園芸さんという育種家さんが開発したのですが、ラナンキュラスの中で圧倒的な人気と世界的な評価を誇ります。

武居>ラナンキュラスって何種類くらいあるのですか?

内藤>通常のふんわりと丸く咲くスタンダードタイプやラックスシリーズなどを中心に、年間300種以上が流通します。咲き方や育種家さんなどによってシリーズがいくつか分けられているのですが、シャルロットシリーズというのがあって、この花ももしかしたらお好きな方もいらっしゃるかなーと思います。

武居>花弁が多いアネモネかシャクヤクのようにも見えます。しかもこんなに色があるんですか。ピンクと濃いピンクとオレンジとベージュと黄色・・・とっても華やかですね。

内藤>華やかですよね。アネモネっぽいとおっしゃいましたが、シャルロットシリーズのような咲き方を、アネモネ咲きといいます。このシャルロットシリーズを開発したのも、綾園芸さんです。そのほかにわかりやすいのが、モロッコシリーズで、花の中心の芯が飛び出ていたり、花びらが細かく縮れて広がるユニークな花姿が特徴です。

武居>「これもラナンキュラスなの?」と目を疑ってしまうほど、変わった姿をしていますね。あまり大きい花ではありませんが、どの色もシックでアンティークな雰囲気がありますね。こういうのが花束に入ってたら、いいアクセントになりそうです。このモロッコシリーズっていうのは、北アフリカのモロッコのことですか?

内藤>そうなんです。エキゾチックで個性的な見た目がモロッコの異国情緒あふれるイメージを彷彿とさせることから名付けられたようなんです。実際に品種名も「タンジェ」とか「シャウエン」「イドリス」などモロッコの都市名が付けられています。」またこのモロッコシリーズも、宮崎県の綾園芸さんによる育種です。

武居>綾園芸さん、すごいですね!

内藤>すごいですよね。日本で様々な品種が開発されていますが、もちろん海外で開発されたものも日本で生産、流通しています。例えば、今ミラノオリンピックが開催されていますが、イタリアで開発されたポンポンシリーズというのがあります。

武居>その名の通り、ボールのように球状に花が開いて、ポンポンと丸いのですね。

内藤>そうなんです。大輪で細かいフリルが特徴なんです。名前がまた面白くて、ハリーポッターのイタリア語版のキャラクター名が付けられているんです。

武居>そうですね!

内藤>そうなんです。例えば、ハーマイオニーとか、ドラコ・マルフォイのドラコとか。イタリア語なので、日本語版のキャラと少し違うところもあるのですが、シレンテという品種名は、日本語版のアルバス・ダンブルドアのことで、ミネルバはミネルバ・マクゴナガル先生のこと。これらの名前が品種につけられているんです。

武居>ハーマイオニーは薄ピンクだったり…イメージに合ってる感じはありますね!面白いですね。ハリーポッターが好きな人にはちょっと刺さるネーミングですね。ということで今日は「旬の花・ラナンキュラス」をご紹介いただきました。内藤さん、ありがとうございました。

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