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NITTEN ハナラボ 第258回「 成人式の花贈り 」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。


武居>内藤さん、今日はどんなお話でしょうか。

内藤>明日は成人式ですよね。武居さんの時も、成人のお祝いの日には、お着物を着てお祝いされたと思うのですが、花を持って写真を撮るというのはスタンダードでしたか?

武居>花は持ってなかった気がします…!

内藤>私たちの時って、もちろんかろうじて携帯電話はありましたけど、スマホはなくて、もちろんインスタとかもなかったので、写真は撮ったりしたけどフィルムカメラでした。のときって、あまりお花を持っている人はいなくて、へアドレスにしている人もいなかったかな。やはり、成人式に花を贈るというのは文化としてその芽を出す前だったように思います。

武居>それが今はどうやら、様変わりしているらしいですね…?

内藤>そうなんです。成人式のギフト需要がとても伸びているんです。

武居>成人式に花のギフトを贈るってことですよね!

内藤>そうです。最近、29歳以下の切花の支出金額が右肩上がりに伸びていて、2020年は1年間で1,801円だったのが、2024年には2,950円と164%伸びているんです。これは1年間の話ですね。成人式に限らず。

武居>若い人の花消費の伸び、すごいですね。

内藤>さらに生花小売店の日比谷花壇さんの売上実績によると、成人の日1日だけの店頭売り上げは、ここ3か年でおよそ5倍にまで伸びているのだそうです。

武居>店舗で売上が5倍に??しかも1日でなんてすごいですね。

内藤>花の小売現場でも、「成人式用の花束をください」というお客様が急増しているのだそうです。

武居>でも成人式に伸びているギフト需要ってどんなパターンがあるのですか?彼女に贈るパターンはなんとなく想像できますが・・・

内藤>そのほかに、お友達同士で贈りあうこともあるみたいですし、ご両親に「ありがとう」の印として贈ることもあるみたいですよ。

武居>お祝いの形がいろいろ広がっているのですね。

内藤>そうですね。お祝いしたい相手に自由に贈るという雰囲気になってきている気がします。

武居>記念に写真を撮ったときに花があったらとても映えますし、もらったらやっぱり嬉しいですよね。贈るときに、マナーとかはありますか?

内藤>実は、特別なマナーはありません。花言葉も確認したり、気にする必要はないので、お花屋さんに行ったら、
「成人式用で、予算はこれくらい、こんな雰囲気で」と伝えればきちんとまとめてくれます。あとどうしても入れてほしい花があれば、それをリクエストするといいと思います。

武居>でも「絶対に失敗したくない花贈り」という場面もありますよね。彼から彼女へ、とか。金額的にも力入れて、とっても喜んでほしい!っていう花束を贈るとき。

内藤>はい、そういう時ありますね。その時は、事前にお着物の色をさりげなく聞いておくと安心です。その色をお花屋さんに伝えて花束の色の相談ができますし。成人式や卒業式の写真を見ていると、花の色と着物の色が合っていると、写真の印象がぐっと良くなりますよね。

武居>でも、着物の色とか事前に聞いちゃうと、ちょっとわざとらしくなっちゃうときもありますよね。サプライズで贈りたいけど、上手に聞けるかな~・・・ということもあるように思います。そういう時はどうしましょうか。

内藤>そういうときは、マルチカラーで全色入っているようなカラフルな花束、黄色、ピンク、オレンジ、水色、紫、グリーン、全部が上手に入っている花束はやはりセンスを感じますし、花束の大小にかかわらず、写真の中ですごく映えると思います。

武居>どんなお着物の色とも馴染みそうですよね。

内藤>成人式という人生の節目に、花を添える。それが当たり前の風景になっていったら、とても素敵だなと思います。

武居>ということで、今日は「成人式の花贈り」についてご紹介いただきました。内藤さん、ありがとうございました。

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