花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
武居>内藤さん、今日はどんなお話でしょうか。
内藤>秋もぐっと深まって、紅葉もそろそろ最終ラウンドを迎えたところだと思います。芸術の秋、しかも明日11月24日はオペラの日なんです。そこでオペラの日にちなんで、花とオペラの接点でお話させていただこうと思います。
武居>花とオペラってどちらも華やかなイメージですよね!オペラといえばあれでしょうか・・・?
内藤>そうです!花の名前がタイトルについているオペラといえば「椿姫」。ヴェルディというイタリアの作曲家が作ったオペラで、演奏時間は、通常約2時間半から3時間という超大作です。映画「プリティ・ウーマン」で、ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアが一緒に見に行くシーンがありますが、それです。ちょうど有名なサビの部分を聴けば、あ~!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
武居>タイトルに「椿」が付けられているのはなぜなのでしょうかね?
内藤>私もこれまであまり不思議に思わなかったのですが、調べてみましたら、原題を直訳すると、『椿の花の貴婦人』というようで、主人公のヴィオレッタが常に椿を胸に付けていたのだそうです。
武居>なるほど、それでですか!でも「ヴィオレッタ」はスミレの意味ですよね。
内藤>ですよね。あまり深い意味はないと思われます。椿は11月ころから出荷が増えて、12〜2月まで出荷ピークを迎えます。ちょうど花付きのものが70cmくらいで流通しておうちにも飾りやすいので、ぜひご利用いただければと思います。
武居>オペラを聴きながら椿を愛でるってなんだか贅沢な感じですね。
内藤>ちなみに切花のスミレは12月くらいから少しずつ出荷が始まって、1〜2月にピークを迎えます。フリフリした花弁とカラーグラデーションが可愛らしくておすすめです。ちなみに作曲家の「ヴェルディ」という名前も「緑」の意味です。ヴェルディは、いわば「みどりさん」というファミリーネームなんです。
武居>なるほど!やっぱりお花にちなんでるんですね!そして今日は、内藤さんからプレゼントのお知らせがあるんですよね!
内藤>はい、芸術の秋だからというわけでもないのですが、この度手ぬぐいの絵柄をデザインしまして、「大田市場オリジナル手ぬぐい」を発売いたしました!
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武居>大田市場の花のモニュメントなどが描かれています。これは、内藤さんがデザインしたんですか?
内藤>元のデザインは私がしまして、あとは手ぬぐいに染められるよう専門のデザイナーさんが調整したものです。特岡という柔らかい高級生地に注染という日本ならではの職人の技術で染め上げたもので、限定品です。
武居>これをなんと!?リスナーさんにプレゼントしてくれるのですか!?
内藤>はい!抽選で3名さまにプレゼントします!
武居>ありがとうございます!欲しい!という方は、欲しい旨と、お名前・ご住所を忘れずに、
take@fmyokohama.jpまでメールお待ちしています!
ということで今日は、芸術の秋、11月24日オペラの日に因んで、オペラ「椿姫」と花の接点についてご紹介いただきました。大田市場オリジナル手ぬぐいのプレゼントにも、ぜひご応募ください!内藤さん、ありがとうございました!
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