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dig down「漫画家・イラストレーター のネルノダイスキさん」

毎回スタジオにゲストをお迎えし、これまでのキャリア・人物像・プライベートまで
奥深くまで掘り下げていくコーナー「dig down」。

今日は漫画家・イラストレーター のネルノダイスキさんをお迎えしました。 

 
アーティストとして絵画や立体作品の展示を行うかたわら、
2013 年より“ネルノダイスキ”名義で漫画としての活動を開始。
2015 年、同人誌『エソラゴト』が第 19 回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で新人賞を受賞。
2017 年、同人誌『であいがしら』が第 20 回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で審査委員会推薦作品に選出されました。

「ネルノダイスキ」というお名前は、Sleep="寝る"と、アイデアを"練る"のダブルミーニング!
実際の睡眠時間は、長くて6時間くらいなんだそう!

そんな、ネルノダイスキさんの本『大人も知らない みのまわりの謎大全』が
今年の 3 月にダイヤモンド社から発売されました。
この本では、
「電線にいる鳥はなぜ感電しない?」「定礎ってなに?」
「ビルの屋上のクレーンはどうやって運んだ?」など... 普段は見過ごしてしまうような当たり前の風景の中に潜む、51 の謎を徹底図解。
“みのまわりの謎” を探究し、5 年の歳月をかけて描き上げた"児童書"でしたが、
発売してみると大人の購入者も多く、驚いたんだとか!

子どもが家から学校までの通学路で見つけられる、というのがコンセプトの一つ。
どこから読んでもわかること、楽しい絵にしないと飽きてしまうのでその部分は工夫しているんだそう
ネルノさんの主観で思ったことなどが書かれていて、「僕はこう思うけど、君たちはどう?」と暗に問いかけ、
自分自身を掘り下げるきっかけになってほしい、とのこと。
出版のきっかけは、ネルノさんの漫画を読んだ担当編集者の方から、ネルノさんの絵で何か面白いことができそう、
と提案を受け、散歩が好きということから発展し、現在の形に。
また、この本は児童書なのでルビ(ふりがな)が必要ということで、その分削れてしまう文章などの調整に苦労をしたそうで、ミリ単位でラフ(スケッチ)を調整し、その設計に3年を費やしたんだそう。

そんなネルノダイスキさんが今、気になっているのは学芸員の方に教えてもらった「硯屏」

今後は、「痒い所に手が届くというよりは、ここが痒かったんだということに気づける本を作りたい」ということです。
またスタジオでお待ちしてます☆


・・・・・ネルノダイスキ
さん Information・・・・・

*著書『みのまわりの謎大全』ダイヤモンド社から発売中!
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