
花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
武居>内藤さん、今日はどんなお話でしょうか?
内藤>武居さん、3月のこの時期のお花といえば、どんなものが思い浮かびますか?
武居>やっぱり、ミモザですよね!
内藤>ですよね!そこで今日は、先週に続いて、ワークショップをやっていきたいと思います!
武居>わっミモザでワークショップですか!大好きなお花なので楽しみです!
内藤>今日は、まさにシーズンの花である、ミモザアカシアを使って、リースを作ってみるのはいかがでしょうか。
武居>いいですね。ちょうど昨日は「ミモザの日」でしたよね!楽しみです!
内藤>今日は、講師として、先週に引き続き、生花店を運営する株式会社ランドフローラで、店舗運営や、お客様・従業員さんにフラワーレッスンを担当される矢野由紀子さんにお願いしようと思います。
武居>矢野さん、よろしくお願いします。
矢野>よろしくお願いします。
武居>矢野さん、今日はどんな花材を使っていきますか?
矢野>はい。今日は、70cmくらいのミモザの枝と、花以外の道具としては、ミモザを固定するワイヤーと、15㎝ぐらいのリースの土台となるリング型のフレーム、お花やワイヤーを切るハサミをご用意しました。
武居>リース作り、楽しそうですね…!
それでは作業に入る前に、作り方の手順を教えていただけますでしょうか。
矢野>はい。ご説明します。
まずは、ワイヤーを5-10㎝残して土台に括り付けます。
その後、ミモザで小さな花束(8〜10㎝)を作って、ワイヤーで土台に括り付けます。この時、ワイヤーは3回巻きます。
そして、前のワイヤーが隠れるように、次のミモザを重ね、これを繰り返して1周させます。
お花が1周回ったら、最初に残しておいたワイヤーの5〜10cmの部分と、最後のワイヤーの端を巻き付けてほどけないようにします。
最後に、全体バランスを見て形を整え、吊り下げ用の輪を作り、完成です!
武居>なるほど!ミモザで先に小さな花束を作って、刺していく感じなんですね。
ポイントはどんなところでしょうか
矢野>ミモザを5~10㎝に切り分けておくことと、途中で全体のバランスを確認しながら、隙間なく花を配置していくことがコツですね。出来立てはフレッシュなミモザのふわふわ感をお楽しみいただけますし、そのまま飾り続けてドライリースとして長くお楽しみいただけます。
武居>なるほど..!ドライになると少しボリュームが落ち着くので、
キツく巻き付けたり、全体をボリューミーにした方がいいんですね。
完成が楽しみです!
ではさっそく、ミモザリース作りにチャレンジしていきたいと思います!
武居さん、手際よく、黙々と作業を進めて・・・
武居>出来ましたーーー!
初めてだったので、バランスが難しくて・・・
結構、モコモコになるように頑張ってみたんですけど・・・
ミモザのお花がこれだけ集まるとすごい華やかで、ぽんぽんとした黄色がかわいいですよね。
内藤>ほんとですね。完璧な作りで、初めてとは思えないですね。。
色のグラデーションも意識して作られたんですよね。
武居>そうですね。同じミモザアカシアでも花が咲いているものと、まだちょっとつぼみのものがあったりするので、全体のバランスを意識して配置したつもりです。
内藤>そういうカラーグラーデーションもきっと立体的に見せる一つのコツだったりするんですかね。
矢野>そうですね。ミモザは蕾の部分は色が濃くて、咲いていくと明るい黄色になっていきますし、葉も生かせますので、色のコントラストを考えて配置されていたなと感じました。
全体のバランスもよく、すごく素敵な仕上がりになったと思います!
3月は卒業やご送別のシーズンです。
小田急線沿線の「HIBIYA KADAN」「Hibiya-Kadan Style」「ルコネル」でもお花のご予約承っております!
武居>贈り物にお花、素敵ですよね。
私もこのお花のリースを見て、やっぱりお花を家に飾るのって素晴らしいなって改めて思いました!
ということで今日は「ミモザリース作り」にチャレンジしました!
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