
花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
今回は、この夏の暑さに負けない、育てやすい観葉植物をご紹介します!
この暑さと湿度を好む熱帯雨林出身の植物、例えばモンステラは中南米の1年中、雨が多い熱帯地域ですし、
アンスリウムとかパキラなどもこの熱帯雨林出身です。
観葉植物の中で、熱帯雨林の出身は多いですが、今回はあえて、熱帯雨林出身ではなく、
雨季と乾季のある熱帯地域ご出身の植物をご紹介したいと思います。
雨季と乾季があると、暑さに強いだけでなく乾燥にも強いので、毎朝忙しくて、鉢物に水やりできない!という方にもおすすめなんです。
ということで今日はおすすめ3つ、ご紹介します!
ひとつめは、東アフリカ(タンザニア)出身のザミオクルカスです!
中でも、ブラックリーフの品種で”レイヴン”が格好良くておすすめです。
葉の新芽は最初は緑なのですが、徐々に日光に当たって葉が固まってくると、艶のある黒に変わってくるんです。
また、地中にイモ(根っこの塊)を作るので、乾燥にも強いです。
2つ目のおすすめは、南アフリカ出身の、ストレリチア・ユンケア!
ノンリーフといって葉っぱがないタイプのストレリチアです。
ストレリチアの通常タイプをオーガスタというのですが、このノンリーフはそれより水やりの回数が少なくていいので、ズボラーさんにもおすすめです。
最後、3つ目にご紹介するのは、オーストラリア出身のブラキキトン!
ブラキキトンというと耳慣れないかもしれませんが、ボトルツリーと聞けばわかる方もいらっしゃるかもしれません。
幹の根元が肥大して大きくなるので、ボトルツリーとよばれます。
強い光を好んで、乾いたら水をたっぷりあげます。
すごく丈夫で病気も虫つきもほとんどありません。
ほぼメンテナンスフリー状態で楽しめると思います。
みなさんも是非、今回ご紹介した観葉植物をお家で育ててみてはいかがでしょうか🎶
ということで今日は「暑さに強いおすすめの観葉植物3選」をご紹介しました。
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