
花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
花が咲いている姿もきれいですが、種になった姿もまた趣がありますよね。
このように、タネになった姿の草花を「シードヘッド」の花材と呼んだりします。
今回は、そんなシードヘッドのおすすめをご紹介します!
まず1つめは、ノバラです。
ノバラという小さな白い花がたくさんつく、原種のバラがあるのですが、その花が終わって実が付きます。
秋が深まるにつれて、だんだんとにオレンジ→赤と色も熟していって、
ハロウィン→クリスマスなどの装飾に多用されます。
クリスマスリースなどにもよく使われます。
水に付けなくてもキッチン横に置いたり、ランプシェードに引っ掛けたりすると雰囲気が出ます。
2つめにご紹介するのは、野良ニンジンの種。
ニンジンの野生種の花が終わって、タネになったものです。
3つめは、ヒエです。
黒ヒエといって、フレイクチョコラータという商品名が付いています。
スワッグに入れてもいいですし、今流行りのアンティークカラーや、ぼんやりカラーブーケの中に入れても、きゅっと印象が引き締まっておすすめです。
4つめは、ペンステモンの実です。
ガーデニングが好きな方はもしかしたらご存知かもしれませんが、
切花では花の状態ではほとんど流通せず、その代わり、シードになった状態で流通して人気の商材なんです。
明るいピンクやグリーンなどとあわせると立体感が出ておすすめです。
最後にご紹介するのは、アマランサスです。
アマランサスは雑穀としてご存知の方が多いと思いますが、花の商材としてもいろいろな種類が流通しています。
アマランサスという名前は「萎れることのない花」というギリシャ語から来ているのですが、
花というよりはほぼタネになった状態で、穂全体が色づいて花が咲いているような状態でずっと変わらないことから、花が枯れていないように見えるのかもしれません。
是非、みなさんもお家にシードヘッドを飾ってみてはいかがでしょうか🎶
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