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NITTEN ハナラボ 第182回「トレンドのひまわり」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

みなさん、今日は「ひまわりの日」ってご存知でしたでしょうか。
ただ、このひまわりの日の「ひまわり」は花のヒマワリではなく、気象衛星ひまわりのことなんです。
1977年7月14日に気象衛星ひまわり1号が打ち上げられて成功したことから、「ひまわりの日」が制定されました。

ヒマワリは食用油に使われたり、食用だけでなく、体に塗るオイルや、飼料用、染色用にも使われて、
お花も楽しまれて、こんなに1つの植物で幅広い用途に使われるものってほかに見当たらないくらい、
人と歴史や文化を共にしてきたパートナー的な花なんです。
そんなすごいお花であるひまわりですが、最近トレンドに合ったとてもおしゃれなものが流通しているんです。

まず、ひとつめの注目筋は・・・白いヒマワリです!



同じ白いヒマワリでも、中心の部分が茶色のものや、淡い黄色のものがあります。
最近は、淡いカラートーンのものが流行っているので、ヒマワリもパキッとした黄色やオレンジの強い色よりは、
このくらいの優しいカラートーンが、デザイナーさんにとっても使いやすいみたいです。

ほかには、このような淡い黄色で八重咲きのものがあり、花弁の先が細くなった八重タイプも今の人気筋です。
「レモンエクレア」というものや「パナッシェ」というものがあります。



さらに、同じような系統のヒマワリで「ゴッホのヒマワリ」「モネのヒマワリ」「マティスのヒマワリ」などの画家シリーズもあります。

もう一つの人気筋は、チョコレートや赤ワインを思わせるような赤茶系です。
今年イチオシのヒマワリが「ダージリン」というひまわり。



ヒマワリは茎の周りにケバケバが付いているので、水に長い間使っていると水が汚れたり、茎を腐らせてしまう原因になったりするため、
浅水といって、花瓶の生け水は深さ2-3cmくらいで生けると長持ちします。
水に浸かってふやけてきた茎は、水を交換する度に短く切ると、比較的長く楽しむことができます。

みなさんも是非、お家でトレンドのひまわりを楽しんでみてはいかがでしょうか🎶

ということで今日は「トレンドのひまわり」をご紹介しました。

お花に関する質問や、やってほしいことなど、
どしどしメールお待ちしています!
take@fmyokohama.jp までお送りください♪

次回のハナラボもおたのしみに♪

 
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