
花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
今日は父の日!ということで、
父の日のプレゼントにおすすめの植物をご紹介します。
ご紹介するのは・・・フィロデンドロンです!
フィロデンドロンは大きな植物のグループの名前で、例えば、モンステラやポトス、アンスリウムなどもフィロデンドロンです。
フィロデンドロンは中南米の亜熱帯地域か熱帯⾬林原産のものが多くて、日本の暑さと湿気にも比較的強いものが多いんです。
そのため、父の日にプレゼントするのはシーズン的にもピッタリなんです。
お花屋さんやガーデンセンターなど、だいたいどこでも置いています。特にこのシーズンは鉄板商品。
もしかすると100円ショップとかでも見つけることができるかもしれません。
父の日のギフトに、100円ショップのフィロデンドロンをおまけ的に付けてもいいかもしれません。
フィロデンドロンはとても多くの植物群で、600-1000種の植物が含まれる観葉植物の中でも最大級の植物グループなんです。
本当にお好きであれば、例えばインターネットの販売であれば、カタログのように色々見ることができて、ギフトを選ぶにはいいかもしれません。
そして実は、父の日にフィロデンドロンをおすすめする提案は、どこのお店でもされているんです。
なぜかというと・・・フィロデンドロンは、ギリシャ語で「愛の木」という意味に由来しているからなんです。
フィロが「愛」でデンドロンが「木」を意味します。
フィロデンドロンが、何かに巻き付いたり着生したりしてどんどん成長する様子が、大きな木を抱きしめる姿に見えて、「愛の木」「愛する木」と呼ばれるようになったようです。
また、緑も濃くて、良く成長する植物であることから、健康と豊かさを象徴する植物でもあるようです。
パブロ・ピカソの彫刻作品(woman in the garden)で、フィロデンドロンをモチーフにしているものもあるんです。
みなさんも是非、お父さんにフィロデンドロンをプレゼントしてみてはいかがでしょうか🎶
ということで今日は「父の日の贈り物におすすめ・フィロデンドロン」をご紹介しました!
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