Take your time. - Fm yokohama 84.7

NITTEN ハナラボ 第169回「今が旬のガーベラについて」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

4月18日は「ガーベラ記念日」なんですが、ご存知でしたでしょうか?
ガ―ベラの八重の品種が、初めて登録されたのがこの日だったことと、
「良い花=418」の語呂合わせ、そしてガーベラの最盛期が4月ということに因んでいます。



今の時期はちょうどガーベラの旬で、量だけでなく、品種も潤沢に流通します。
ガーベラは100%国産で、1年間に1億2千万本くらい流通するんです!
この1億2千万本というのは、キク、バラ、カーネーションに次いで生産量が多く、ガーベラは国民的人気の花と言っていいでしょう。

品種数は、年間600品種くらい。
カーネーションがスタンダードタイプで540品種、スプレータイプで400品種くらい、またチューリップも400新種くらい、
スイートピーやアスルトロメリアなど、比較的生産量の多いもので320品種くらい。
こう比較すると、ガーベラの品種数は多いことがわかります。
さらに多いだけじゃなく、入れ替わりも激しいんです。
基本、ガーベラを生産するときは、1回苗を植えたら、2-3年使って新しい苗に入れ替えるのですが、
なかなか売れない、また育てにくいと思ったら1年で入れ替えるときもあったり、
2-3年使っても入れ替えるときには、同じ品種よりも新しい品種を入れることが多いんです。
こういったことから、ガーベラの品種は自然に増えていきます。

最近では、レインボーや水色、グレーなど、アーティスティックな染めのガーベラも多くあります。
皆さんもぜひ、お家で様々な品種のガーベラを楽しんでみてはいかがでしょうか♪

ということで今回は「ガーベラ」にフォーカスしました!

お花に関する質問や、やってほしいことなど、
どしどしメールお待ちしています!
take@fmyokohama.jp までお送りください♪

次回のハナラボもおたのしみに♪

top