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NITTEN ハナラボ 第165回「驚くほど暑さに強い花 サンパチェンス」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

先週に引き続き、横浜が世界に誇る種苗会社サカタのタネから、藤田杏奈さんにお越しいただき、
サカタのタネさんが開発された「サンパチェンス」というお花についてご紹介いただきました。

サンパチェンスは、アフリカホウセンカともいわれるインパチェンスと、
それよりも大輪で株も花も大きめのニューギニアインパチェンスを掛け合わせて作り出した新しい花のジャンルです。

生育がとても旺盛で、鉢植えの場合、1株が約 60cm、露地植えなら1シーズンで約1m ほどになり、
暑さにも強く、トロピカルなイメージのある春夏の花です。
サンパチェンスという名前の由来は、太陽のSunと、暑さにも耐えられることから、
忍耐を意味するPatienceを組み合わせてサンパチェンスという名前になりました。
花言葉は7000件ほどの応募の中から「太陽のように輝く笑顔」に決まりました。

ご家庭用に加え、公園などの公共の場での植栽などにもよく使っていただいています。
神奈川県でも様々なところで見かけますが、例えば県立相模原公園には全部で、300株ほどのサンパチェンスが植えられています。
サンパチェンスは夏を過ぎて、11月くらいまで次々と花が上がってくるところが魅力なので、
いつ見に行っても圧巻のサンパチェンスを楽しむことができます。
暑さに強い分、冬の寒さが苦手で、一年草のため基本そのシーズンだけになりますが、
本当によく花を付けますし、地植えするとボリュームが出ますので、ビギナーさんにもおすすめです。

藤田さんの今年のおすすめは・・・「全部!」と言いたいところですが、
今年から本格販売の「プリティピンク」がおすすめなんだそう!



葉の面積より花のピンク量が多い、華やかなお花です。
また、サンパチェンスはひと夏でとても大きくなる性質があるので、スペースに制約があり大きな鉢では育てられないという方には、
コンパクトサイズの「サンパティオ」シリーズのうち、その中のブラッシュピンクがおすすめなんだそう。
https://corporate.sakataseed.co.jp/news/2023/20231024_02.html
咲き進むにつれ、淡いピンクからホワイトに色変わりする珍しいタイプなので、
ぜひお家できれいなグラデーションを体感していただきたいですね♪

ということで今回は「驚くほど暑さに強い花 サンパチェンス」をご紹介しました!

お花に関する質問や、やってほしいことなど、
どしどしメールお待ちしています!
take@fmyokohama.jp までお送りください♪

次回のハナラボもおたのしみに♪

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