
花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
もうすぐバレンタインですね。日本ではまだ一部の人にしか広まっていないかもしれませんが、
実は、欧米のスタンダードで行くと、1年のうちに一番お花屋さんが忙しいのはバレンタインデー。
2011年くらいから、日本でもそれに倣ってフラワーバレンタインが徐々に広まってきているのですが、
今は必ずしも男性から女性ということでもなくて、
「花は自由なラブレター」として、自由な花贈りの文化が広まってきています。
そこで、もちろん一大イベントとして力を入れる方はシーン別にお花屋さんに相談してもらうとして、
ちょこっと幸せのお裾分け的にプレゼントしたり、
チョコや本命ギフトにちょっと添えて贈るおすすめの三大切花をご紹介したいと思います。
まず一つ目は・・・スイートピーです。
今は何といってもピンクや白、紫などのナチュラルカラーに加えて、青やオレンジ、
チョコレートカラーやグレーなどの染め色が空前絶後のブームで、
花き品目の中で随一のカラーバリエーションを誇っています。
加えて、その春を思わせるチョウチョのような形と爽やかな香りがこの時期にしかないスイートピーの魅力です。
二つ目は・・・チューリップです!
1月下旬から2月のバレンタインデーにむけて、チューリップの生産者さんは力を入れて、色々なかわいい品種を出荷されます。
最近は切花だけでなくて、球根付きで背丈の短い15cmから20cmくらいのかわいいレアものも流通している時期なので、お勧めなんです。
そして最後、3つ目は・・・ラナンキュラスです!
ラナンキュラスはシーズンで400種近く流通するのですが、比較的手に入れやすくておすすめなのがラックスシリーズです。
表面にロウがかかったような、つやつやしている品種のシリーズ。
花弁が少な目で、野の花の雰囲気を残しながら、花弁はつやつやで光とか春を感じさせるとても多幸感のある花です。
色も、ピンク、白黄色だけでなく、キャラメルカラー、黄色とピンクが混ざったサーモン系の色などの大人カラーもあります。
ご紹介した3つは、この時期どのお花屋さんにいってもばっちり春の三部作的に揃っていて、品種もいろいろ選べる上、
水もあまり汚れない、日持ちも良いと、贈るにもいいですし、バレンタインの自分チョコ、ご褒美チョコならぬ、自分フラワー、ご褒美フラワーにもおすすめです。
是非、皆さんも今年のバレンタインデーは、お花のギフトをプレゼントされてみてはいかがでしょうか♪
ということで今回は「フラワーバレンタインのプチギフトにおすすめの花3選」をご紹介しました!
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次回のハナラボもおたのしみに♪