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NITTEN ハナラボ 第150回「ラジオネーム:えぼし岩さんからの質問「ハイビスカス」」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

今回は、リスナーさんからの質問にお答えします!

ラジオネーム:えぼし岩さんから。
詩織さん&内藤先生、いつも楽しく聴いています♪
今回は、内藤先生にハイビスカスの事を教えて頂きたくメールしました。
ハロウィンの季節、お花屋さんに “プチオレンジ”という名前のオレンジ色のハイビスカスが並んでいて、
可愛くて即買いしました♪調べてみたところ、ハイビスカスは常緑樹で太陽が大好き、
土が乾いたら水をたっぷりあげると良い、とのことだったので、その通りに育ててます。
あまり気を使わなくても、元気に次々と花を咲かせています♪まだまだツボミもふくらんでます。
湘南では、お庭にハイビスカスがあるお家が多くて、
ご近所の玄関先にあるピンクのハイビスカスもとってもタフそうで毎朝花が咲いてます。
そこで質問なのですが、この鉢植えのハイビスカスは、冬になったら終わりでしょうか?
以前、教えていただいたヒヤシンスは、ハロウィンの頃、
植木鉢に植えかえて2年目も花が咲くように願いを込めて育てています。ハイビスカスも、2年目、咲きますか?
とのこと!
メッセージありがとうございます♪



冬を越せるかどうか?ということですが、ズバリ答えは、
「冬場、室内で日当たりの良い温かい所に置いておけば、問題ない」です!

ハイビスカスの原産地はハワイなど、温かくて日照量も多い所。
ハイビスカスも寒さに強いタイプと、小さな花が下を向いて、シベが下に流れてつくコーラル系と、華やかなハワイアン系があります。
原産地の環境を意識して、管理するといいのですが、
ハワイアン系のハイビスカスの場合は、15℃くらいまで、
少し花が小さめの在来系であれば、5℃くらいまでは大丈夫です。

15℃を切ったらすぐダメになってしまう、というわけではありませんが、
最低でも10℃くらいは維持しておけば大丈夫だと思います。
また、夏場と違って生命活動を落としているときなので、水やりは控えめにしてください。
置く場所は、室内でも日当たりの良い一等地がいいと思います。
ちなみに「インドアハイビスカス」という比較的室内向けに開発されたものもあります。
それでもやはり日当たりの良い所がいいと思います。

日当たりと気温を注意すればそれほどナーバスにならなくても大丈夫と思いますが、
花が終わって、飛び出た枝葉は選定し、植物自体をコンパクトに整えると、エネルギーの節約になります。
そして何年か経って大きくなったら、根っこも大きくなっていますので、一回り大きい鉢に植え替えてあげるといいと思います。
そうすることで、根詰まりを起こさずに、健やかに育つと思います。
えぼし岩さんのハイビスカスがまた花開くことを願っております...!

ということで、今回は「ラジオネーム:えぼし岩さんからの質問「ハイビスカス」」にフォーカスしました!

お花に関する質問や、やってほしいことなど、
どしどしメールお待ちしています!
take@fmyokohama.jp までお送りください♪

次回のハナラボもおたのしみに^^

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