Sunday Good Vibes!! - Fm yokohama 84.7

NITTEN ハナラボ 第134回「ホオズキの新しい楽しみ方」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

8月15日がお盆になるので、ちょうど今、お盆休みの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、お盆飾りのお話です。
キュウリやナスに割りばしを挿して、門や玄関に置いてあるのを見かけたりしますよね。
キュウリは馬に見立てて、ご先祖様に乗ってもらって早く帰ってきてねという意味。
ナスは牛に見立てていて、ゆっくりお帰りになってくださいね、という意味です。
その他のお盆飾りとして、ホオズキなどもよく飾ってありますが、ホオズキは、提灯に見立てています。
ご先祖様にお家に帰ってきてもらうときに「うちはここですよ~」という目印にしています。

そんなホオズキのオレンジ色の部分の中には、実が入っているということをご存知でしょうか!?
オレンジ色は、その実を風船のように包んでいる、ガクに当たる部分です。
ホオズキは花が終わると、花の下にあるガクが発達して大きくなり、花の後にできる実を包み込むようにして成長します。



ホオズキはお盆だけでなく、ずっと楽しむことができるんです。
それが「虫ホオズキ」というもの!


オレンジ色のガクの部分の繊維だけが残って、中身が透けて見える!なんだかおしゃれですよね。
作り方は簡単で、水に浸けて4-5日間待つだけ!
水がちょっと汚れたら取り替えるだけで、簡単に虫ホオズキが完成します。

ハロウィンまで楽しめちゃうホオズキ。
皆さんも是非、お家で試してみてはいかがでしょうか♪

ということで、今回は「ホオズキの新しい楽しみ方」にフォーカスしました!
来週のハナラボもおたのしみに♪

みなさんさんからのお花への質問も、是非お待ちしています♪
sun@fmyokohama.jp まで!

top