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NITTEN ハナラボ 第116回「ヒアシンスの球根を来年も咲かせる方法」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

今回は、リスナーさんから質問が届いているので、ご紹介したいと思います!
ラジオネームえぼし岩さんから。
ルナさん&内藤先生いつもありがとうございます♪
昨年の秋に、お花屋さんでヒアシンスの球根を買いました。水栽培で大切に育てています。
日光と、天然水をたくさんあげて、Harryを筆頭に、イケメンの曲もたくさん聴かせてます♪w
そして今、次々に花が咲き出しました。調べたら、球根を土に植えると、来年もまた花が咲くようです。
2年目からは、水栽培や鉢植えではダメですか?
来年も花を咲かせる方法を、ぜひ詳しく教えてください!

メールありがとうございます!

来年も花を咲かせる方法、ということですが、、
結論、球根が元気であれば咲きます!
その元気をいかに保つかがポイントになってきます。

球根は花が終わって、夏を迎えますが、梅雨以降、ほったらかしにしておくと、
日本の夏は暑くて湿度が高いため、球根がダメになってしまうことが多いんです。
そのため、花が終わったら水から出して乾かします。
土に埋めてある場合は、掘り上げて、乾燥させて風通しのよいところで管理して、
10月-11月くらいになったら、肥料をまぜた土に植えるのがおすすめです。
この時、地植えでも鉢植えでも大丈夫です。
もしくは、掘り上げなくても球根の頭まで土が被るように植えて、涼しい場所に置いておけばOKです。

花瓶で楽しんだり、ポットの上に球根が見えるようにして植えてあるのは、
観賞用としてのデザインであって、私たちが楽しむための飾り方のアイデアのため、
植物にとっては、特に良いわけではありません。
何年も元気に育てるためには、植物本来の生育環境に整えてあげるということが重要になってきます。

また、開花したときにいつまでも咲かせておくと、球根のパワーを使ってしまうことになります。
そのため、花が咲いたら、花は切り取って花瓶に生けて、切花として飾って、
来年咲く花のために球根の体力温存しておくという手もあります!

夏がポイントなので、夏は球根を乾燥させて丁寧に育てて、
来年もヒヤシンスのお花を楽しんでくださいね♪

ということで、今日は、ラジオネーム えぼし岩さんからの質問、
「ヒアシンスの球根を来年も咲かせる方法」についてフォーカスしました!

来週のハナラボもおたのしみに♪

みなさんさんからのお花への質問も、是非お待ちしています♪
sun@fmyokohama.jp まで!

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