
花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
あと2日でバレンタインデー!
ということで「フラワーバレンタイン」についてのお話です。
バレンタインのマーケットサイズは1,180億円とも試算されていて、
成長著しいギフトマーケットとして注目されています。
母の日が1,200億円くらいと試算されているので、
もうほぼ同じくらいのマーケットサイズと捉えることができるかもしれません。
さらには、バレンタインの方が今は成長のスピードが速いので、
もしかすると2024年、25年頃には母の日より大きくなってしまうかも・・・!
バレンタインは日本では元々、女性が男性にチョコレートを贈るのが定番のスタイルで、
ガラパゴス的に文化が発展してきましたが、最近では世界標準に合わせて、
男性が女性に花をプレゼントするというスタイルも、徐々に浸透してきていますよね。
日本では、2011年からフラワーバレンタインの取り組みがスタート。
当初は40代や50代の方、熟年カップルの間で落ち着いた大人の花贈り、みたいなものを目指していたそうですが、
いざキャンペーンをやってみると、20代や30代の方の反応が良かったんだとか。
若い世代の方が、花贈りに対する照れや先入観が少ないこと、
また、ジェンダーフリーな思想も自然に身についていることなどが理由かと思います。
今では2月の消費も上がって、1月より多くなったんだとか。
失敗しないバレンタインデーの花贈り、おすすめのお花は、
本気で行くなら、やはり赤バラや濃いピンクのバラ!絶対に外しません。
その他、気軽にカジュアルな感じで贈るなら、中小輪の大きすぎない花を、
カラフルに組み合わせて作った花束がお薦めです。
例えば、カスミソウやハイブリッドスターチス、スイートピーなど。
向こうが透けて見えるような、軽めのふわっとした感じのお花です。
ミモザの黄色を使って、水色やピンクと合わせてパステル調に仕上がったお花も春らしく、かわいいですね。
デザインも重要ですが、バレンタインにちょっとしたお花をあまり重たくならずにさらりとプレゼントする男性が、
「気が利く人」といった感じで、好印象なのかもしれませんね・・・!
みなさんも是非、バレンタインにお花をプレゼントしてみてはいかがでしょうか♪
ということで、今回は「フラワーバレンタイン」についてフォーカスしました。
来週のハナラボもおたのしみに!
みなさんさんからのお花への質問も、是非お待ちしています♪
sun@fmyokohama.jp まで!