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NITTEN ハナラボ 第96回「プリンセチアについて」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

ハロウィンも終わり、街ではいよいよクリスマスを意識するようになってきましたね。
クリスマスの花、というと「ポインセチア」は定番ですよね。
今日はそんなポインセチアを改良して生まれた、
「プリンセチア」についてご紹介します。



このプリンセチアは、サントリーフラワーズさんによって改良されたもの。
そこで、このコーナー3度目のご登場となる、サントリーフラワーズの瀧澤晶さんにお越しいただき、お話を伺いました。

花びらのように見える色付いた部分は、実は本当の花ではなく苞という部分なのですが、
この苞がポインセチアよりも2周りくらい小さくて、
繊細な花がたくさんついているように見えるのがプリンセチア。
このかわいらしさが消費者に評価されている上に、
暑さ寒さにも比較的強くて生産もしやすいので、生産者にも評価されているんだそうです。

また、10月は乳がんの早期発見の大切さを訴える「ピンクリボン月間」で、
毎月19日は「ピンクの日」といって定期的なセルフチェックを推進する日に制定されているのですが、
プリンセチアはピンク色という共通点から、発売当初からピンクリボン運動に参加しており、
プリンセチアの売上の一部は、日本乳がんピンクリボン運動基金に寄付されているんです。

サントリーフラワーズさんは、乳がんで悲しむ人を一人でも少なくしたいという思いに共感し、
”すべての女性”に対する啓発活動や患者さんのご家族を応援する活動のために、
プリンセチアの苗の売り上げの一部を寄付しています。

ちなみに、プリンセチアの色は10種類あり、赤白ピンク、
またそれらが混ざったマーブル模様のものもあるのですが、白が特におすすめなんだとか。

理由は、ポインセチアより「真っ白」だから!
これからのシーズン、よく店頭でポインセチアを見かけると思うのですが、
淡いクリーム色はあっても、本当に真っ白というのはほぼありません。
もし本当に真っ白な品種があったら、それはプリンセチアになります。

どの色のプリンセチアを買っても、ピンクリボン活動を応援していることになることは変わりませんので、
自分へのプレゼントはもちろん、家族や恋人、お友達にプリンセチアをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

ということで今回は「プリンセチア」についてフォーカスしました!

来週のハナラボもおたのしみに!

みなさんさんからのお花への質問も、是非お待ちしています♪
sun@fmyokohama.jp まで!

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