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NITTEN ハナラボ 第99回「ドライフラワーの作り方」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

今回は「ドライフラワーの作り方」についてご紹介します。



秋は空気が乾くので、ドライフラワーにトライするにはちょうどいい季節です。
湿度が高いとカビが生えてしまう可能性があり、10月11月くらいなら、
日中窓を開けて部屋に風を通したりしますよね。
秋の乾いた風がドライフラワーにはもってこいなんです!
今からドライフラワーにすれば、クリスマスのスワッグにも使えるかもしれません。

ドライフラワーに向いているのはどんな花の一つは、
南アフリカなどから輸入されている現地固有の植物で、ネイティブフラワーと呼ばれる種類のもの。
キングプロテアやプロテア、リューカデンドロンやバンクシア、セルリアなど、乾いた質感のものがおすすめです。
南半球から来る花なので、今ちょうど春を迎える南アフリカでは、
これらの固有種が旬を迎えてたくさん日本に入ってくるんです。

ほかにも、身近な植物でドライフラワーにおすすめのものでいうと、ユーカリなどがおすすめです。
ユーカリのエッセンシャルオイルがあるように、ユーカリは植物体内に油分をたくさん含んでいるせいか、葉も落ちず、シワシワとみすぼらしくなりません。
短めのユーカリの枝を何本か束ねて、ラフィアと呼ばれるヤシの葉を加工して作られた天然の繊維などで足元をくくって吊るしておくと、
ドライフラワーにする過程でもおしゃれに見えます。
また、青い花が流行しているので、エリンジウムという青系のメタリックのような光を放つ花もおすすめです。
束ねるときにアクセントになります。

ドライフラワーにするタイミングですが、こちらは好きなタイミングでいいと思うのですが、
完全に開かせて、もうこれ以上は開かないというところまで楽しんでから吊るすと、
花も大きく開いて生花でも十分楽しめて、ドライでももう一度と2倍楽しめるからおすすめです。

直射日光の当たらない風通しの良い室内で、一本ずつ逆さに吊るして、
素材にもよりますが、だいたい1~2週間でドライフラワーになります。

ドライフラワーはアイテムによりますが、基本ずっと置いておくことができます。
新しい植物に変えたくなったときは、処分せずにお友達へのギフトのラッピングとして添えたりするのもおすすめです♪

ということで、今回は「ドライフラワーの作り方」にフォーカスしました!

来週のハナラボもおたのしみに!

みなさんさんからのお花への質問も、是非お待ちしています♪
sun@fmyokohama.jp まで!

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