花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

今回は、リスナーさんからのご質問を紹介します。
ラジオネーム　ルルクルミさんから。
「困っています。それは、サボテンが増えて増えて困っています。今何十鉢とあって、
これ以上増やさない様にするには、どうしたらいいですか？本当に困っています。」
とのこと！

内藤さん曰く「恐らく増えて増えて困るというのは、サボテンではなく多肉植物だと思います。サボテンは困るほど簡単には増えないから。」とのこと。

サボテンというのは、正式な植物の名前。
サボテン科に属する植物をサボテンといいますが、多肉植物というのは定義がありません。
なんとなく肉厚の葉で、ぷくぷくしたようなものを多肉植物といいます。
どこからどこまでが多肉植物という明確な線引きはなく、その人がこれは多肉植物と言ったら多肉植物になります。

多肉植物はいろいろな植物の種類があって、シソ科の植物もあれば、セダムのようなベンケイソウ科もあったり、
多肉の水晶（クリスタル）と呼ばれるハオルチアなどもあります。
これらをまとめて、多肉植物と呼ばれています。

内藤さんのお家でも、ルルクルミさんと同じように、増えて増えて困っているものがあるそうで・・・
それは、パキフィツムという多肉植物の一種「月美人」というもの。
ぷくぷくした葉が自然にぽろぽろ落ちて、落ちたところがコンクリートだとしても、
水もやっていなくても1枚の葉が栄養源になって、根が生えて芽が出てきて、わっと増えていくんだそう。

そしてここで、実はルルクルミさんからお写真をいただいていたことを伝えて、
内藤さんに写真をお見せすると・・・
「こ、これはサボテンです・・・！」とのこと！笑
サボテンは、自然にはなかなか沢山増えるものではないので、
おそらくルルクルミさんがとても丁寧に手をかけて育てていらっしゃったことで、
たくさんサボテンが増えたのでは？とのことでした。

たくさん増えたサボテンは、お友達にあげたり、おうちの前に置いておいて、
「ご自由にお持ちください」とプレゼントするのもおすすめなんだそう。
是非サボテン仲間を増やしてみるのはいかがでしょうか♪

来週のハナラボもおたのしみに！

みなさんさんからのお花への質問も、是非お待ちしています♪
sun@fmyokohama.jp まで！