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NITTEN ハナラボ 第91回「服についた花粉の落とし方」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

先月、八重のユリをご紹介しましたが、まだまだほとんどのユリが一重で花弁が6枚。
そしてそのほとんどは、おシベに黄色い花粉が付いていますよね。
そんな花粉が服についてしまった経験、ありませんか?
ついてしまうとなかなか落ちないんですよね...。

そこで、花の花粉がお洋服に着いた時の対処法をご紹介します!

今回は、実際に実験してみました!
方法は4つ。
1つめは「手で洗う」。2つめは「水に濡らして固く絞ったタオルでささっと払う」。
3つめは「セロテープなどでべたべた取り除く」。4つめは「掃除機で吸う」です!

結果がこちら!


花粉を取るのに効果的なのは「セロテープなどでべたべた取り除く」もしくは「掃除機で吸う」が正解になんです!
実は、「水に濡らしたタオルなどでこする」が一番よくないんですね。

一番簡単で、すぐにできそうなのはセロテープやガムテープ。
マスキングテープなどでも効果があるので、普段から手元に持っておくといいかもしれません。
その際、一度花粉を取った面をもう一度衣服に付けてしまうとよくないので、
きれいな面を使って取ってあげるといいですね。

掃除機があれば一番その場ではきれいになります。
ただ、大切な衣服の場合は素材を傷めてしまうこともあるので注意してください。
花粉が付いてしまった時にセロテープも掃除機もない場合は、慌てず触らず、そのままに。
ご自宅に帰ってから、掃除機で優しく吸い取ってあげるかクリーニング店に相談しましょう。

おうちで花粉がつかないようにするポイントは、葯(やく;花粉が入った袋)が開く前に取ること!
開く前なら、素手で触っても全然汚れません。
ツボミの開き始めにさっさと取ってしまうのがいいと思います。
ちょっと時間が経って葯が開いてから素手で取るのはNO!
素手で触ると、どれだけ一生懸命手を洗っても、花粉の色が皮膚に黄色く残るほど。
この時点で花粉を取る場合は、割りばしなどでつまんで取るのがおすすめです。

ということで今回は「服についた花粉の落とし方」についてフォーカスしました!

来週のハナラボもおたのしみに!

みなさんさんからのお花への質問も、是非お待ちしています♪
sun@fmyokohama.jp まで!

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