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NITTEN ハナラボ 第83回「パイナップルの育ち方について」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

今日は、この時期におすすめの「パイナップル」についてのお話です。
8月1日はパインの語呂合わせから「パインの日」、また、果物や野菜の生産・販売を
行なっている株式会社ドールは、8月17日を「パイナップルの日」と制定しているんです。

パイナップルは、小さい実の種類は観賞用に、大きいものは食用になるのですが、
パイナップルの実ってどこにどうつくか、みなさん想像できますか?



茎に、笹のような細くてかたい葉が放射状に広がっていて、
その短くて太い茎の先端に大きなパイナップルの実がドンと載っている感じ!
そしてさらにその実の上から、パイナップルの葉が出ています。
台湾とかに行くと、一面にパイナップル畑が広がっているシーンをよく見るので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
観賞用のミニパインの場合は、茎がスーッと長く、その上に4-5cmくらいの小さな実が付いているイメージ。
では、パイナップルの花はどこにどんな形で咲くのか、見たことありますか?



まつぼっくりのような形!
でもなんだか、パイナップルっぽい見た目をしていますよね。
実は、この密集している一つ一つが花。
150個くらいの小さな花がボール状に上から下までぎっしりついて、
花が終わるとその部分がパイナップルの実になるんです!
パイナップルの実ってうろこように小さなピースが集まっていますよね。
そのひとつひとつが花のあとなんです。実はここに小さい種ができているんです。
つまり、パイナップルの芯は花が付いていた柄に当たり、
おいしく食べる部分は花托と呼ばれる部分。
このつくりはイチゴも同じなんです。

ちなみに、観賞用のパイナップルは比較的長い間楽しむことが出来るのですが、
徐々に実の部分がしぼんでもうそろそろいいかなという感じになってきます。
そうしたら、処分してもいいのですが、上の葉の部分を地上に出して、実の部分を植えると根が付いてパイナップルの観葉植物になるんです!
食用の場合はもったいないので、葉だけ実からねじって取り出すといいそうです。
内藤さんがおうちで育てている2種類のパイナップルはこちら。



葉がグリーンのものと斑入りの細葉のもので、種類が違います。
もう少し株が生長してうまくすれば、スーッと花が上がって、そのあとに小さい実が付くかもと期待しているところなんだそう!
パイナップルの実がついたら、嬉しいですよね♪

ということで今回は「パイナップルの育ち方」にフォーカスしました!

来週のハナラボもおたのしみに!

みなさんさんからのお花への質問も、是非お待ちしています♪
sun@fmyokohama.jp まで!

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