Sunday Good Vibes!! - Fm yokohama 84.7

NITTEN ハナラボ 第66回「おすすめの観葉植物」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

4月から生活環境が変わったり、
ちょっとインテリアを変えてみたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

観葉植物、ちょっと置いてみたいと思っているけど、
管理が難しいかも。。枯らしちゃうかも。。などいろいろ考えてしまって、悩んじゃいますよね。
そこで今回はおすすめ観葉植物をいくつかご紹介したいと思います。



まずは、自分のライフスタイルと置く場所の環境(日当たりとか)を考えることがポイント。

水をやれないこともあるけど、日が当たるところに置ける。
そういう方には、ボトルツリーがおすすめです。
これは大きくなると、ビール瓶みたいに幹の胴回りの部分だけ太くなるので
ボトルツリーと呼ばれるのですが、こんなに大きくなくて、
4寸くらいから8寸くらいのサイズのボトルツリーが流通していておすすめです。

ベランダに置いて、半年くらい水やりをしていなくて、雨水だけでも大丈夫。
根元がぼっこーんと太くなってとてもかっこいい。
ギフトに使ったりもします。
同様に、このパターンの方には、アカシアとかオリーブなどもおすすめです。
夏場は週に1回、冬場はさらに少な目で。ボトルツリーとかアカシアのような細い葉、
針のような葉のものが流行っているのでおすすめです。どれも緩やかに程よく生長していくので、それも楽しめます。

では、水やりを頑張れる!という方には、
エバーフレッシュや、台湾モミジと呼ばれるポリシャス・フルチコーサがおすすめです!

ネムノキの仲間で、夕方になると葉を閉じて、光を浴びると葉を開くという、
1日の中でも表情が異なりますので、これはおすすめです。
黄色いほわほわっとした花が咲くこともあります。

水はやりすぎるとやっぱり根腐れを起こしたり、病気になったりするので注意が必要ですが、
表面が乾いたらたっぷりと、底の鉢穴から水が抜けてくるまで水をやります。
乾燥しすぎると虫が付いたりするので、葉や幹にも霧吹きなどで水をやるといいですね。

では、あまり日当たりが確保できない場合は・・・
シェフレラ、アジアンタム、スコッチシダなどがおすすめです。

ちょっと古い映画ですが、みなさんは「レオン」観たことありますか?
その中で、マチルダが毎朝窓の外に出して、夕方になると室内に取り込むシーン。
あの植物はアグラオネマという観葉植物で、アグラオネマも意外と日陰でも大丈夫。
でも寒いのが苦手で(もともと熱帯の植物だから)夜は室内に取り込んでいたのですね。

観葉植物は生活のパートナーとして好きな姿で選ぶことも重要ですが、
その前に、置く場所や水やりをしたいかどうか、しないでいられるかなど考えて、
ある程度商品群を絞っておくといいですね。寒いのは大丈夫か、暑いのが得意か、
水が好きか少なめOKか、そこでご自身のライフスタイルや置き場所と合わせて考えていくと、
商品が随分絞られると思うので、その中から好きなのを選ぶといいと思います。

いずれにしてもひとつだけお勧めしたい管理方法は、基本、どんな植物も外の空気が好きです。
どの植物も生まれ故郷は外だから。室内環境への対応力が高いものもありますが、
これからの季節は1週間に1度は外に出して、外気と風に当ててあげることで
虫付きや病気を防ぐことができます。

ということで今回は、「観葉植物」にフォーカスしました!

来週のハナラボもおたのしみに♪

top