
花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
今日6月20日は「父の日」。
父の日は衣料品や小物、お酒などが定番ですが、今年のおすすめは植物です。
在宅勤務が長引いて、ちょっとお酒や食べ物を控えないといけないというお父さんもいらっしゃるでしょうし、
おうちでお仕事されているなら、 おうちの環境を整える必要がありますから、
植物を飾って、より快適に仕事ができる環境を作ってあげるという心遣いが伝わります。
それに、ビジネス用の小物、ネクタイとか、名刺入れとかハンカチセットとかも、
もしかたらいまは使わないかもしれないというお父さんも多いのでは? となるとやはりおすすめは植物です。
例横浜の小売店さんでは切花では、 ちょうど旬を迎えることから、
ヒマワリと涼しそうな青のデルフィニウムという花の組み合わせなどが提案されています。
みなさんがお花屋さんで見てピンときた花でいいと思うのですが、
切花を選ぶ意味はほかにもあります。部屋の空気が循環していないと、
切花も長持ちしないので、もし切花がすぐ萎れてしまった場合は、
もしかしたら空気の入れ替えが必要なのかなっていうバロメーターにもなります。
ですので、お父さんのおうちで仕事をする空間を気遣うのに、
最高のプレゼントになるのではないでしょうか。
鉢物なら、これから暑くなる時期なので、ランとか、しかもあまり大きくないもの、
板に根っこを這わせて着生しているようなランとかカッコいいと思います。
あるいはシダとか、コウモ リランという(ビカクシダともいいますが)ランとつくけどシダ植物とかもいいですよね。
水をやりすぎても根腐れしにくくて、いいと思います。
煮詰まりそうなおうち時間に、植物にちょっと水をやる時間は、 すごくいいリフレッシュになるんですよね。
またそんな植物を通して、家族のコミュニケーションが生まれれば、
それが一番のプレゼントにもなるのではないでしょうか。
来週のハナラボもおたのしみに♪