
花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
今週ご紹介するのは、「スモークツリー」。
生け花の先生たちは「煙の木」と言ったりしますが、
まさにもくもくと煙立つスモークのような木なので、スモークツリーと言います。
花と言えば花なのですが、本来の花と茎を結び付ける細い花首が、
ぴょろぴょろ~んと伸びて煙のような姿になったというわけです。
昔から人気がありましたが、ドライフラワーやスワッグが流行り出した最近はますます人気。
花束を作るときのクッションにもなりますし、デザインのアクセントにもなります。
大きく分けると、赤系とグリーン系があります。
スモークツリーだけで飾ってもお部屋の雰囲気がガラリと変わるくらい、カッコいい雰囲気があります。
ほかの花と合わせるなら、 お庭のアジサイと合わせたり、
お花屋さんで販売しているドウダンツツジの小枝や 草花系と合わせてもいいと思います。
先週ご紹介したシャクヤクともとても相性がいいですよ。
野山の自然を感じさせる空間を簡単に作って、 気持ちを安らげることができると思います。
来週のハナラボもおたのしみに♪