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創業200年の老舗和菓子店【扇屋】ここは小さな江ノ電博物館⭐︎

こんにちは!リポーターの“なっちゃん”こと渡部菜都美です🎤

今日は、江ノ電・江ノ島駅から徒歩3分。

創業200年の老舗和菓子店【扇屋】さんにお邪魔しました!

レトロで温かみのある雰囲気が魅力的。

お店の外には、平成2年まで実際に走っていた江ノ電651号車の「顔」が飾られ、お店のシンボルとなっています。

そして、店内に入りますと

かつて使用されていた江ノ電の看板やグッズ、座席なども展示されているんです!

↓座席で一息

↓当時の看板

↓電車の荷物棚

↓広告を挟む器具

↓車掌さんのドアスイッチ

↓当時の時刻表

↓ユニークな看板まで!見れば見る程に面白い空間⭐︎

まるで小さな「江ノ電博物館」のような、鉄道ファンにも嬉しい空間です!

さて。お店は、江戸時代・天保7年にあったという記録が残っています。

元々は、近くの龍口寺の境内にあったとされ、昭和9年から現在の地で代々お菓子作りを受け継いできました。今の店主が6代目!

皆さん良い笑顔⭐︎この表情から扇屋の方々のお人柄が伝わりますよね☺️

「江ノ電もなか」は、昭和60年から販売を開始。

平成2年3月まで走っていた江ノ電651号車。その後、当時の江ノ電の車掌さんがお店に声を掛けたことにより、8月に扇屋に江ノ電の車両がやってきたのです。

ちなみに!「江ノ電もなか」は、今年で40周年。FMヨコハマと同じ年に誕生しているという!ご縁を感じますね✨

さあ!扇屋の看板商品といえば、やっぱり「江ノ電もなか」。

昔の江ノ電の車両をイメージしたデザインのパッケージで、見た目も可愛い!

中のあんこは6種類あって、青電(ごま餡)、赤電(梅餡)、新車(柚餡)、チョコ電(こし餡➕求肥)、江ノ電(粒あん➕求肥)、新型(抹茶)。

それぞれ電車の種類によって味が違うんです。他のお店ではなかなか見かけない、梅餡や柚餡のような珍しい味が楽しめるのも人気のポイントです。

特に柚餡が好きな方は、「柚餡だけください!」とまとめて買っていかれることもあるのだとか!

今日は「鉄道王決定戦」にちなんで、江ノ電の初代車両“タンコロ”をモチーフにした江ノ電(粒あん➕求肥)を試食させていただきました!

サイズは約10センチ、手のひらにちょうどおさまる大きさ。見た目も可愛くて、テンション上がりますよね!

早速いただきますと、、美味しい〜!!

粒あんは、小豆の風味がしっかり感じられ、中に求肥が入っているので、モチっと感が良いアクセントになっています!そして、皮が軽くてあんこの美味しさを引き立ててくれている!

こちら食べることで江ノ島観光の思い出の一つになりますし、お土産にもピッタリですよね!

◾️環境にやさしい取り組み

今の季節で人気の商品といえば「芋ようかん」。

藤沢産のさつまいもを使っていて、毎年同じ農家さんにお願いしています。

地元の素材を使った“地産地消”を大切に🌱

また、さつまいもの皮など使わない部分はコンポストで処理して、庭の土づくりに活かしています。無駄なく、自然にも優しい取り組みを心がけています🌏

お店から見える江ノ電。贅沢な景色ですね!

扇屋さんは、美味しい和菓子はもちろん、素敵な店員さんがいることも、長く愛され続けてきた理由だと感じました!

皆さんも是非、扇屋さんで、素敵な江ノ島観光の思い出を作ってくださいね!

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【扇屋】

◆所在地:藤沢市片瀬海岸1-6-7

◆アクセス:江ノ島電鉄・江ノ島駅 徒歩3分

◆営業時間:09時00分~17時00分

◆定休日:月3程度