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【En-Gawa Cafe】全国の島から集められた食材を楽しめるお店

こんにちは!リポーターのゆきねぇこと、石井由紀子です!今日は、小田急線 向ヶ丘遊園駅にある、全国の島の食材が楽しめるお店【En-Gawa Cafe】に行ってきました!

向ヶ丘遊園駅から徒歩6分くらいにある、全国の島の食材を楽しめるお店。各地の個性ある食材を美味しく頂き、それに合うお酒も頂けます。入口のガラスの引き戸が素敵。大正時代に、京都で実際に使われたいたものだそうです。

店主の吉田裕之さんにお話を伺いました!

人が暮らしている離島は、全国に410以上。たくさんある島から、美味しくて、魅力が詰まった食材を、店主の吉田さんが選んで仕入れます。お店でも食事を楽しめますし、お家で楽しめる食材も販売しています。

ほとんどの仕入れ先とは、問屋さんを通さない直接的なやりとり。だから、島を取り巻く自然環境の変化について、島で暮らす人々の直接的な声として知ることができます。
台風などで船が出航できないので、食材の仕入れが遅れてしまうこともあれば、気候変動の影響で名物だった食材が獲れなくなってしまうなど、川崎市にいながら、自然環境の変化を感じることも多いそうです。

気候変動などの影響で、今までの食材が同じ場所で獲ることができなくなったなど、島の人から聞いた声をお客さんにも伝えることも、このお店だからできること。
そういったやり取りから、環境変化を考えるキッカケが貰えたり、目の前の食材への感謝の気持ちが増したりと、美味しく食べながらも、地球環境に対して、自分のできることを考えられます。

イチオシメニューは、「En-Gawa 晩酌セット」!
島の魅力がたっぷり入ったおつまみセット+選べる島のお酒。
それぞれが、ちょっとずつ入っているのが嬉しい。試食したのは、隠岐島のアカモクと椎茸のがんもどき。お出汁しみしみに、磯の香りがひろがり、美味しい🤤

左上から、奄美大島「みそピーナツ」、父島「薬膳ラー油の油淋鶏」、隠岐「アラメの炒め煮」、壱岐「おごとワカメとイリコのサラダ、隠岐「あかもくと椎茸のがんもどき」、奄美大島「島のナポレオン」(黒糖焼酎)

海藻は、私も初めて食べるものが多く、どれも海の香りが良く、優しい味わいで、とても美味しい。そして、お酒が進みます。島の恵みを全身に浴びてい感じ。番組で試食をした、「あかもくと椎茸のがんもどき」は、弾力のあるふわふわの生地に、お出汁がしみしみ。そして、海藻のチカラで粘り気もあり、私がいつも食べている、がんもどきよりも味わいが深かったです!

ちなみに、En-Gawa 晩酌セット」は、午後2時30分から楽しめます。早く仕事が終わった日のご褒美にも最高です!

実は、この日は、特別に「みき」という奄美大島で昔から飲まれている発酵飲料をいただきました。米・砂糖・芋で作るものだそうです。飲んでみると、甘酒のような味わい。でも食感は、よりもっちりとしている感じです。どろっとしているより、もっちり。でも美味しい。朝ごはんをこれにしたら、元気100倍な気がします。食欲低下や夏バテにも効くそう。お店では、こちらも販売しています。なかなか、関東では手に入らない食材ですよ!

お店には、日本の離島がわかるポスターも。島の食材をいただきながら、その食材が生産された場所に想いを馳せてみるのもいいですね!