番組ピックアップ店

【日常にヨハクを】〈 お茶と食事 余珀 (ヨハク)〉にはお茶と共に余白の時間を過ごせる空間がありました!

「飲食店応援団!FヨコSAVE&EAT」リポーターの村山水生です!

 

今日ご紹介したSAVE&EATなお店は、

川崎市多摩区登戸新町にある「お茶と食事 余珀 (ヨハク)」

▲登戸駅より徒歩5分

 

迎えてくださったのは店主の正垣さんご夫妻です。

▲正垣克也さん / 正垣文さん

 

古民家をリノベーションされたという店内は、シックな中に温かみ溢れる雰囲気。

内装はご夫妻が手がけた部分もたくさんあります。

 

茶室をイメージされた奥の一室は、

茶筌にもよく利用されるという"煤竹"の色が目を惹く空間に。

▲塗料は自然由来で環境に優しい「PORTERS PAINTS」を使用

 

日常に日本茶と余白の時間を。

店名の「余珀」には、正垣さんご夫妻の3つの想いが込められています。

 

〈静かに自分を見つめる"余白"の時間を過ごせるように〉

樹液が時を経て宝石に変わる"琥珀"のように、ここで時を過ごした方に光が宿るように〉

夏目漱石が表現した"琥珀色の玉液"と"日本茶"のつながりを〉

 

余白の時間に日本茶が寄り添う。

そんなより良い時間が過ごせる場所が「お茶と食事 余珀」です。

 

全国各地の厳選された日本茶は、

自然農法・農薬不使用・有機栽培といった、身体にも自然環境にも優しいラインナップ。

▲煎茶メニュー

 

メニューには産地や生産者の方のお名前に加え、茶葉の特徴も丁寧に記載されているので

こだわりをお持ちの方はもちろん、ビギナーの方も安心して選ぶことができます。

 

お食事はオーガニック食材中心の、

身体も環境も喜ぶプラントベース・グルテンフリー。

▲お食事メニュー

 

米粉ベースのからだにやさしいスイーツも。

日本茶には和菓子。そんな概念を覆す洋菓子と日本茶の出会いをお楽しみください!

▲本日の焼き菓子

▲マフィンには素敵な焼印が!

 

茶葉の量・お湯の量や温度・浸出時間を調節することで、様々な表情を見せてくれる日本茶。

2煎目からは「調節をしながら"自分で淹れる"」そんな特別な体験も…!

▲なんだか実験みたい!

▲2煎目はより深い色と味わいに。

 

お茶は"覚醒"と"リラックス"という相反する効果を持つ唯一の飲みもの。

その日の気分や体調に合わせて"淹れ方を変えてみる"

より深い愉しみ方を教えて頂きました。

 

茶葉や茶器の販売もされています。

ぜひご自宅でもお茶を楽しむ"ヨハク"の時間を過ごしてみては…?( ◠‿◠ )

▲物販スペース

▲現代のライフスタイルに合わせてデザインされた1人前サイズの割れない急須" 透明急須"

 

また環境にやさしい取り組みは、お食事に加え空間やアイテムにも。

リポートではお伝えしきれなかったところも合わせてご紹介します!

 

◆金継ぎ

欠けてしまった急須や食器は金継ぎで修復。

▲やっぱり金継ぎってカッコいい!

 

◆おしぼりの廃止

おしぼりは使用せず、店内中央にある手洗い場をご案内。

▲ハンカチをお忘れなく…!

 

◆エコ容器

テイクアウト用の容器やカップには、環境に優しいエコ素材のものを選択。

▲カトラリーもエコ素材!

 

◆コンポスト

茶殻は佃煮やふりかけとして可能な限り活用。(茶葉には約7割も栄養素が残っているのだそう…!)

それでも使いきれない茶殻や生ゴミはLFCコンポストで堆肥化。

▲コンポストには見えない可愛らしいデザインも魅力的!

 

◆環境に優しい洗剤

洗剤はなるべくケミカルなものは使用せず、

重曹やクエン酸、過酸化ナトリウムといった環境に負荷のかかりにくいエコな洗剤を選択。

 

◆フードロス削減

予約優先・作りすぎない工夫でフードロスゼロに。

また食べられないものやご飯の量を事前に伺うことで食べ残し削減にも注力。

 

"余白"を持つことで広がる可能性を、

お茶と共に発信されている「お茶と食事 余珀」

「頑張りすぎない」「詰め込みすぎない」

そんな"余白"を大切にしていきたいと気づかせて頂きました。

 

あたたかく迎えてくださった正垣さんご夫妻。

素敵な想いと取り組みをお聞かせくださり、本当にありがとうございました!

▲お2人が着ているお洋服も麻や竹など天然素材で作られた環境にやさしいモノでした♡