【できることを】〈味乃大久保〉には廃棄の割り箸をきっかけにSDGsへの取り組みに注力する店主がいました!
リポーターの村山水生です!
今日ご紹介したのは秦野市菩提にある「味乃大久保」
小田急小田原線 渋沢駅から車で10分ほどの場所に位置しています。
店長の小野瀬幸弘さんにお話を伺いました!
店内はどこか懐かしさを感じる雰囲気。
▲おひとり様も嬉しいカウンター席
▲ご家族も安心の掘りごたつ式お座敷
定食にラーメン!メニューも豊富です!
▲麺類
▲定食
今回頂いたのはこちらの「油そば」
油そば、初体験でした!
名前とは裏腹に、こってりギトギト感は一切なくとっても食べやすくて美味しい!
意外にもラーメンより低カロリーで塩分控えめ!(いいこと聞いた♪)
また地産地消の店に認定されている味乃大久保。
油そばには秦野産の小麦粉で作られた麺が使用されています!
▲左:油そばに使用している秦野産小麦粉使用麺 / 右:通常の麺類に使用している卵麺
▲店内では秦野産の玄米を使った商品も販売
卵麺よりも香りが強く、太めでずっしりもっちりの麺は、油そばとの相性抜群!
麺の下に隠れたタレとよく絡ませて頂きます!
なんだこりゃあああ!美味しい!美味しい!!
200gの麺も気持ちよく完食です!
今回私も使用したこちらの洗って繰り返し使えるお箸。
以前は割り箸を使用していたそうなのですが、
大量の割り箸がゴミ袋に入っているのを見た小野瀬さんは「もったいない」と感じたそう。
ここが小野瀬さんの環境問題に対する取り組みのきっかけとなりました。
「紙おしぼりもかさばるし、ティッシュでいいんじゃない?」
「プラスチックストローは廃止しよう!」
「自然に還る草ストローがあるなら使ってみたい!」
「野菜のくずも出汁をとってスープに活用してみよう!」
そうした日々の発見や気づきから今の自分にできることを無理なくスタートすることで、
楽しく環境にやさしい取り組みができたのだそう!
▲「かながわプラごみゼロ宣言」登録証
もっと何かできるんじゃないか?そんな思いが今、
「HADANOエコプロジェクト」としてカタチになっています。
▲環境への配慮からやがて土に還るコットンを100%使用したエコバックを作成
2021年2月からフードバンクの拠点としての活動も開始し、
今後は古着の繊維工場見学や、コンポスト作りなども予定されています!
"いきなり全部やろうとしなくていいの!"と小野瀬さんは仰っていました。
実際「味乃大久保」でのテイクアウトには紙製の容器を使用するも、メニューによって2割ほどはまだプラスチック製のものを使用しています。
ただ"できることをやる"ことの積み重ねが必ず環境への配慮に繋がるんです。
「1日だけ自転車通勤にしてみる」→CO2削減
「マイ箸を持ち歩く」→ごみ削減
「残さず、持ち帰らせてもらう」→食品ロス削減
『無理なくできることを、できることからやってみる!』
環境問題へのハードルを下げてくれるやさしい言葉をたくさん頂きました。
とっても勉強になったなあ。
小野瀬さん、素敵なお話をありがとうございました!
▲「ハチドリのひとしずく」をモデルに作られた缶バッチ
ハチドリのひとしずく:森火事に一滴ずつ水を運ぶハチドリ。森から逃げた動物たちは「そんなことして何になるのだ」と笑う中、ハチドリは「私は、私にできることをしているだけ」と答えました。
=おまけ=
FMヨコハマが大好きな小野瀬さん!(嬉しい〜)
ステッカーがたくさんありました!
あ!植松さんとじゅんごさん!