【サスティナブルなお蕎麦屋】新店〈SLOVE〉は環境にやさしい店主の想いが散りばめられたお店でした!
今日も「SAVE&EAT」なお店をご紹介!
リポーターの村山水生です!
今日は今年2月にOPENしたばかりのお蕎麦屋さん
「SLOVE(スローブ)」からお届け!
江ノ電・由比ガ浜駅から徒歩5分、鎌倉駅からも徒歩15分程の場所に位置しています。
お話をお伺いしたのは店主の坂部広征さん。
お店をデザインされたディレクターの浅野恵実さんもいらしてくださいました!
浅野さんのデザインに惚れた坂部さんが新店オープンにあたりオファーをしたそう!
お二人のつながり、そしてお人柄に惹かれました。
店名の「SLOVE」は「slow」と「move」の造語で、
“ゆっくりでも確実に進む” そんな店主の想いが込められています。
そんなSLOVEではこだわりの十割蕎麦が頂けます。
美味しいお蕎麦はもちろん! なのですが…
坂部さんのイチオシはこちらの焼き鳥!
▲蕎麦屋の焼き鳥
宮崎県産の平飼い鶏を使用し、
蕎麦屋ならでは「かえし」を使った秘伝の特製ダレで焼かれた逸品!
特製ダレはこの甕で育てられているんです…!
ぶりっぶりの肉感強めな鶏肉に甘辛いタレがよくからんで、香ばしい焼きネギとの相性抜群!
思わずニヤけてしまうほどの美味しさ。
日本酒で楽しんだ後、蕎麦で〆る。堪らないんだろうな〜!
「蕎麦屋飲み」って若い世代にはまだまだ馴染みがないもの。
若い子にもぜひこの風習を知ってもらいたい!と坂部さん。
そんな坂部さんの想いは店内にも!
カウンター、テーブル、小上がりスペースと、
お一人様・若者・ファミリー層、どんな方でも優しく迎え入れてくれる空間です。
木を基調とした店内、実は90%が古材などをアップサイクルしていて、環境にとってもやさしいんです!
※アップサイクル:元の形状や特徴を活かし、捨てずに別のモノに生まれ変わらせること
▲蛇口を利用したコート掛け
この不揃いさにあたたかみと優しさを感じます。
また店頭にはこんなものも!
これは調理中に出る野菜のクズや食べ残しなどを堆肥に変える「コンポスト」
土の中で細菌たちが、生ごみをせっせと肥料に変えてくれています!
細菌のチカラで湯気が出るほどぽかぽか温かいんです。
今後坂部さんの農園で肥料として使われる予定です。このサイクルがとっても素敵!
昨今よく耳にする「サスティナブル(持続可能な発展)」という言葉。
自分には何ができるんだろう…?
このリポートをきっかけによく考えるようになったのですが、
まずは「できることをできることから」はじめてみればいいんじゃない?
そんなメッセージを「SLOVE」から頂きました。
今回のリポートが、美味しいお蕎麦をいただける空間を知って頂くとともに
ちょこっとでも地球環境について考えるきっかけになると嬉しいです…!
坂部さん、浅野さんありがとうございました!
焼き鳥試食中、飲み物(日本酒)を勧めて頂いたのですが、我慢しました。(…くうっ!褒めて!)
次回本気の「蕎麦屋飲み」、リベンジ伺います!