
今回の石垣は、結婚披露宴の司会という大役を仰せつかった旅。会場は石垣島ですが、新郎は波照間島の方。本島よりも石垣島よりも、もっと多くの伝統舞踊や唄が披露されると聞いていました。
座開き(ざーびらき)の「鷲の鳥節(ばしぬとぅりぶし)」、高那節、デンサー節。
唄の意味を調べたり教えてもらったり。島の皆さんに違和感のない言葉選びをしなくちゃと、内地でやる司会とは違う準備が必要です。
前夜にホテルで最終打合せ。ようやく準備も整いました。当日は、夕方からの披露宴だったので、お昼過ぎまで少し時間ができて。
そこで、気になっていた「トゥバラーマ記念碑交差点」まで行ってみることに。レンタサイクル。自転車こぐの久しぶり!風が気持ちいい〜
キコキコ走ること30分くらい。アコウの大木、遠くからもすぐわかる!ただものじゃない大きさです。
樹齢220年〜250年。この場所で色んなものを見続けてきているんですね。
トゥバラーマの唄自慢大会も、ここで年に一度開かれるそう。「とぅばらーま大会」の前夜祭のようなお祭りで、誰が唄っても良くて、恋のうたトゥバラーマを楽しむお祭りのようです。(島の方が読んでらしたら…これであってます??)
BEGINの「島人ぬ宝」の歌詞の中に、『デンサー節やトゥバラーマ』…という言葉が出てきますが、それが歌い継がれてている八重山民謡のことだとは、本土ではあまり知られてないんじゃないかな。
披露宴にのぞむ前に、少しだけでも何か、島の人の心に触れられたようで、気持ちが落ち着きました。