横浜の夜は眠らない - Fm yokohama 84.7

滝ともはるの横浜の夜は眠らない2020年11月23日

今回のゲストはハンガリー系アメリカ人を父に母は日本人という

ジャズシンガーのキャロル山崎さんでした

滝ともはる、キャロル山崎さん、米重優哉

11PMのカバーガールもされたことのあるキャロル山崎さんも参加して頂いた、

番組名物コーナー「クイズ横浜」おさらいです。

番組をお聴きになった方、聴いてないよ。というみなさんも御一緒にお考え下さい

横浜にまつわるトリビュートをお伝えしますね。

答えはこのコラムの最後

これであなたも横浜通!!! 学校や会社や飲み会(密にならないでね。

リモート飲み会なら盛り上がること請け合いですぞ)の席で語ってください。

今回のクイズのテーマは象の鼻

「象の鼻」ってご存知ですよね?

そうです、とても長くて先がちょっとまがっていますね。

横浜には、ある場所の形が象の鼻に似ているので「象の鼻」と名づけられた

ある場所があるのですが、

クイズ横浜第1問

そこはそもそも何をするための場所でしょうか?

ヒント

その場所は神奈川県庁の前を少し海の方に行くと見えてきます。

ほんと象の鼻の形をしていますね?

 

象の鼻パーク

元々ここには二つの波止場がありました。右側が国内貨物用、左側が外国貨物用です。

開港期1859(安政6)年

象の鼻パーク地図1882(明治15)年
象の鼻パーク地図1906(明治39)年

風が強い日には小舟が大揺れで荷物が海に落ちたりするので問題になっていたので

1867(慶応4)年に左の波止場の先をぐにゃっとまげて象の鼻のようにしました。

クイズ横浜第2問

その後この波止場はある国の名前が付けられて○○波止場と呼ばれるようになりました。

さてなんと呼ばれたのでしょうか?

ヒント

もう一つの波止場はフランス波止場と呼ばれました。

フランス波止場

また後でできた大桟橋はメリケン波止場と呼ばれました。

メリケン波止場

 

これはもはや象の鼻ではありませんね

そこで開港150周年を迎えた2009(平成21)年、横浜市は昔あった象の鼻の形に

完全復活をさせると同時に

そのエリアをペリー上陸の地として象の鼻パークをつくりました。

 

クイズ横浜第3問

その工事中にあるものが発見されて、今公園内に強化ガラスを囲まれて地中に埋められて

上から見学できるようになっています。

さて何を発見したのでしょうか?

難しいのですぐヒントです。

港からは生糸やお茶が輸出されていました。

生糸やお茶をここまで運んできた機関車はここで方向転換して元来た道に

戻らなければいけません

第1問答え

港でもいいですが、正確には「防波堤。」

横浜が開港した時に沖に大きな黒船がとまり、そこから小さな船に乗って

港まで人や荷物を運んだのですが、

沖からの波が岸に当たって船が大きく揺れてしまいます。

そこで防波堤を作って波を防ぎ、防波堤の内側に入り込んで小舟から降りたのですが、

その防波堤が先が曲がっていて象の鼻に似ているところから「象の鼻」と呼ばれ、

今はそこが公園になって「象の鼻パーク」と呼ばれています

象の鼻パーク

第2問答え

「イギリス波止場」

目の前は居留地一番地でその建物は英国の英をとって「英一番館」と呼ばれていました。

この辺りはイギリスの勢力圏だったんでしょうね。

 

イギリス波止場

その後フランス波止場は関東大震災の時、大量に出たがれきを埋め立ててできた山下公園に

吸収されてしまいました。

イギリス波止場はすっかり違うシンプルな形で生まれ変わりました

西波止場(かつてのイギリス波止場)

第3問答え

機関車の向きを変える「転車台と線路」

駐車場で自動車の向きを変えるような機会と同じものですね。

転車台と線路(象の鼻地区)

以上クイズ横浜おさらいでした。

さてみなさんは何問お解りでしたでしょうか?

キャロル山崎さんさんの回は、radikoでお聴き頂けます

http://radiko.jp/#!/live/YFM

This program is brought to you by CERTE.
  
月曜の深夜は『横浜の夜は眠らない』をお聴き逃しなく

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