今回のゲストは12月13日にパラダイスカフェに出演してくれる山野ミナさんでした。

大阪出身で2011年2月にはなんとWBC世界タイトルマッチ井岡一翔VSオーレドン・シッサマーチャイ

にて日本国国歌『君が代』を独唱したこともある山野ミナさんも参加して頂いた、

番組名物コーナー「クイズ横浜」おさらいです。

番組をお聴きになった方、聴いてないよ。というみなさんも御一緒にお考え下さい

横浜にまつわるトリビュートをお伝えしますね。

答えはこのコラムの最後

これであなたも横浜通!!! 学校や会社や飲み会（密にならないでね。

リモート飲み会なら盛り上がること請け合いですぞ）の席で語ってください。

今回のテーマはヘボン先生です。

ヘボン先生はニューヨークで開業医をしていましたが、日米修好条約が結ばれたと聞いて

志願して日本にキリスト教の宣教師兼医師として1860年に来日し、アメリカ版の「赤ひげ先生」として

多くの人に慕われました。彼の本名はヘップバーンですが自ら漢字で平和のヘイに文章のブン

という当て字で（平文）ヘボンと名乗っていたそうです。

クイズ横浜第1問

ヘボンさんは神奈川の成仏寺を住居にしました。

ある日ヘボン夫妻は友人夫婦と一緒に馬で街道に乗り出しました。

それを見て町の人たちは大騒ぎ。

さてアメリカ人にとっては日常的な風習なのですが、

日本人は何に驚いたのでしょうか？

ヒント

日本人の女性にはそんなことは許されませんでした。

その2か月後に、ある事件が起きました。

外国人にとって大名行列はとてもエキゾチックな儀式でした。

将軍の親戚、尾張の徳川家が2000名の行列で神奈川宿を通るという話を聞き、

友人たちと一緒に見物に出かけました。通常大名行列に出会うと、一般人は土下座して

迎えなければいけないので、ヘボンさんは高い崖の上から見物を始めました。

堂々たる行列が眼下に通り過ぎていき、見物を楽しんでいましたが、4人連れの外国人は

目立って見つかってしまいました。ヘボンさんが「まずい」と感じたその時、

一段と立派な駕籠が4人の前で止まってしまいました。

あわててヘボンさん達は片膝をつき西洋式の礼をしたそうです。

クイズ横浜第2問

籠から出てきたのは尾張のお殿様。

おもむろにふところから何かを取り出してこちらを見たそうです

さて何を取り出したのでしょうか？

ヒント

何かを見たいと思ったのでしょうね、ちなみに友人のシモンズさんの奥様はとても美人だったそうです。

 

ヘボンさんはその後神奈川から横浜の山下町に引っ越しました。

山下公園の隣にある「横浜人形の家」の裏手には「ヘボン博士邸宅跡」の記念碑が立っています。

ヘボン先生はそこでも貧しい人たちに熱心に治療をしました。

クイズ横浜第3問

外国人に対する殺傷事件は生麦事件以降も続きました。

鎌倉でイギリス軍人2名が攘夷浪人に殺されました。

その犯人の名前を聞いてヘボン先生は驚きました。

何故驚いたのでしょうか？

ヒント

名前に聞き覚えがあったからなんですが...

第1問答え

「女性が馬に乗る。」

当時は男性でも、オフィシャルな道である「街道」で馬に乗れる身分は限られていたのです。

侍でも、足軽はもちろん徒士（かち）と呼ばれる歩兵は街道で馬に乗ってはいけなかったのです。

ましては女性が馬に乗るのは禁止、驚きの目で見られたそうです。

第2問答え

お殿様は「オペラグラス」を取り出して、シモンズさんの奥様の方をじっと見ていたそうです。

しかしすぐにオペラグラスをしまい、お殿様は何もなかったように駕籠を出したそうです。

のちに、この話を聞いた日本人は「危ない危ない！気の荒い殿様だったら大変だった」

とヘボンさんに言ったそうです。

2年後、生麦事件が起こり、その負傷者二人をヘボンさんが治療して命を取り留めました。

第3問答え

「犯人の1人がちょっと前に目を患って治療に来た患者さんだった」から。

その犯人は後に手記を残しヘボン先生の人柄と医術の確かさを絶賛していたそうです。

攘夷浪人も人を選んで事件を起こしていたのでしょうね。

ヘボン先生はその後政府から勲三等旭日章を受章しました。

以上クイズ横浜おさらいでした。

さてみなさんは何問お解りでしたでしょうか?

山野ミナさんの回は、radikoでお聴き頂けます♪

http://radiko.jp/#!/live/YFM

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月曜の深夜は『横浜の夜は眠らない』をお聴き逃しなく♪