
今回のゲストは福岡生まれ横浜在住のシンガーソングライター宇佐元恭一さんでした。
1984(昭和59)年9月23日 京都府円山野外音楽堂にて「夢IN円山」と題したワンマンコンサートを行い、
なんと3000人のファンを集めた宇佐元恭一さんも参加して頂いた、
番組名物コーナー「クイズ横浜」おさらいです。
番組をお聴きになった方、聴いてないよ。というみなさんも御一緒にお考え下さい
横浜にまつわるトリビュートをお伝えしますね。
答えはこのコラムの最後
これであなたも横浜通!!! 学校や会社や飲み会(密にならないでね。
リモート飲み会なら盛り上がること請け合いですぞ)の席で語ってください。
今回のテーマは消防です。
横浜にやってきた外国人の商人にとって火事で商品が焼けてしまうことが何よりも怖いことでした。
日本の火事は江戸時代から火消しと言われる人たちが消火にあたります。
クイズ横浜第1問
横浜の外国人たちは火消しの消火活動を見て、これではダメだとあるものをヨーロッパから輸入しました。
さて何を輸入したのでしょうか?
ヒント
これはクイズというより、ちょっと考えたらすぐわかることです
火事が発見されると火の見やぐらから半鐘がならされます。
当時火の見やぐらがなかったために横浜天主堂というカトリックの教会の鐘を借りて
監視塔がつくられました。
クイズ横浜第2問
当時一般的には火事現場が近いの場合は摺半鐘といって鐘を連打することによって
火元が近いことを知らせていたのですが、これを略して「スリバン」と呼んでいました。
そして鎮火した時は2点連打といって二度たたくことを繰り返したのですが、
この鐘のたたき方はなんと言われたでしょうか?
すべてがおしまいになって使い物にならなくなったという意味です。
ヒント
火事で燃えて無駄になってしまったという意味です。
現代でも努力してつくったものがダメになるときに使います。
最近の人は使わなくなったかもしれませんが、○○になってしまった、と嘆く時に使います。
クイズ横浜第3問
さて日本の消防車の色は赤ですね。法律上は朱色という少しオレンジがかった赤の色なのですが、
実際は赤が多いようです。ではなぜ日本の消防車は赤なのでしょうか?
ヒント
それは横浜に関係があるのです
第1問答え
「(蒸気式)消防車」
当時の日本の消防は延焼を防ぐために建物を壊すのが主流でした。
外国人はそれを見て高い水圧をかけて火を消せる蒸気式消防車を3台輸入し
自警団のような「居留地消防組」を作りました。
横浜市中区の消防署の山下出張所では1881(明治14)年頃の外国人が中心の消防隊の写真が
シャッターになっていて当時の雰囲気がよくわかります。
第2問答え
「おじゃん」
第3問答え
「最初に輸入した蒸気式消防車が赤かったから」だそうです。
外国ではイギリス。フランス、スイスなどは赤ですが、アメリカは州によって色が違うそうです。
以上クイズ横浜おさらいでした。
さてみなさんは何問お解りでしたでしょうか?
宇佐元恭一さんの回は、radikoでお聴き頂けます♪
http://radiko.jp/#!/live/YFM
This program is brought to you by CERTE.
月曜の深夜は『横浜の夜は眠らない』をお聴き逃しなく♪