横浜の夜は眠らない - Fm yokohama 84.7

滝ともはるの横浜の夜は眠らない2020年8月24日

今回のゲストは大分生まれの横浜育ち(ん?滝と似ているぞ)、シンガーの矢幅歩さんでした。

滝ともはる、矢幅歩さん、米重優哉

ソロ活動以外にもギラ・ジルカさんとのユニットSOLO-DUOを始め、ブラックルーツ系の

バンド「ASΦKO」(メンバー河越重義(guitar)、柿崎洋一郎(keyboard)、中島オバヲ(percussion))

で活動中の矢幅歩さんも参加して頂いた、

番組名物コーナー「クイズ横浜」おさらいです。

番組をお聴きになった方、聴いてないよ。というみなさんも御一緒にお考え下さい

横浜にまつわるトリビュートをお伝えしますね。

答えはこのコラムの最後

これであなたも横浜通!!! 学校や会社や飲み会(密にならないでね。

リモート飲み会なら盛り上がること請け合いですぞ)の席で語ってください。

今回のテーマは明治屋です。

 

東京の京橋や広尾にある高級スーパーマーケットの明治屋。

明治屋が横浜で生まれた会社であることを知らない人も多いのではないでしょうか?

明治屋横浜西口ストアー

明治屋を作ったのは磯野計(いそのはかる)さんという人、1858(安政4)年、

岡山県津山藩の幹部の息子として津山で生まれました。

磯野計

東京帝国大学を卒業後イギリスに留学、郵船三菱会社に入社して神戸港で勤務しました。

船舶に独占的に食料などを納入する海外の会社を研究して1885(明治18)年に横浜で

明治屋を創業しました。

創業当時「明治屋ワイン亭」

クイズ横浜第1

明治屋が大発展するきっかけは横浜のある会社が全国的に販売をしようとしたときに

その販売と広告を一手に引き受けたことにあります。

その会社は横浜の外国人がつくった会社なのですが、彼らには当時は居留地にしか

販売する権利がなかったので日本人がその経営を買い取っていました。

さてなんという会社でしょうか?

ヒント

外国人の経営していた時の名前はジャパンブリューワリーです。

ジャパン・ブルワリー・カンパニー

明治屋はユニークな広告をたくさんしたそうです。

クイズ横浜第2

1909(明治42)年にスコットランドから特別な車を持ち込んで街を走らせたそうです。

今見ても斬新なデザインの車ですが、どんな形をしていたのでしょうか?

ヒント

それはやっぱり'第1問の答え'ですから・・・

磯野計さんはわずか39歳で亡くなりますが、明治屋の快進撃は続き、

高級輸入品を多く販売する商社兼スーパーマーケットしてさらに発展しました。

クイズ横浜第3

明治屋は1919(大正8)年にアメリカのある飲料水を販売し始めました。

その時のコピーは

「本品の風味はコーヒーの如き香ばしい香りを有し、その上かすかに生姜のごとき香りと

辛味とを含み、少し甘味を有し色合もコーヒーの如き色を呈して快く沸騰します。」

さてなんという飲料水を輸入し始めたのでしょうか

ヒント

アメリカを代表する飲料水です

1問答え

「キリンビール」

磯野さんはキリンビールの全国販売の権利と広告を一手に引き受けることに成功して

大発展をしました。

磯野さんの推薦人がグラーバー邸のトーマス・グラバーであったことも大きな影響が

あったといわれています。

グラバー邸
トーマス・ブレーク・グラバー(Thomas Blake Glover

2問答え

「ビール瓶の形をしている。」

キリンのマークを大きく描いた幌馬車を横浜市内に走り回らせて大きな話題になりました

「キリンビール」の宣伝カー1909(明治42年)

3問答え

「コカコーラ」

歴代のコカ・コーラ瓶.

以上クイズ横浜おさらいでした。

さてみなさんは何問お解りでしたでしょうか?

矢幅歩さんの回は、radikoでお聴き頂けます

http://radiko.jp/#!/live/YFM

This program is brought to you by CERTE.
  
月曜の深夜は『横浜の夜は眠らない』をお聴き逃しなく

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