今回のゲストはニューアルバム『2020』を8月にリリースしたばかりの
山本恭司さんでした。
アルバム『2020』の中ジャケの写真がドラクロワの『民衆を導く自由の女神』と
似てるとよく言われますが、よく見るとその右側にいる男の子にも似ている
(詳細は恭司さんのwebページをご覧ください)
という山本恭司さんも参加して頂いた、
番組名物コーナー「クイズ横浜」おさらいです。
番組をお聴きになった方、聴いてないよ。というみなさんも御一緒にお考え下さい
横浜にまつわるトリビュートをお伝えしますね。
答えはこのコラムの最後
これであなたも横浜通!!! 学校や会社や飲み会(密にならないでね。
リモート飲み会なら盛り上がること請け合いですぞ)の席で語ってください。
今回のテーマは横浜美術館です。
横浜美術館は、1989(昭和64、平成1)年横浜博覧会のパビリオンとして
みなとみらいに建てられました。
開港以来の横浜由来の品々、セザンヌ、ゴッホなどの印象派の作品、写真発祥の地としての
写真のコレクションなど横浜の美術シーンの拠点になっています。
この建物は左右対称の堂々たる建築物ですが、日本を代表する建築家の丹下健三さんの
設計によるものです。
クイズ横浜第1問
横浜美術館は他の美術館と違う「三つの柱」を持っています。
一つ目は「見る」これはもちろん美術作品を見ることです。
二番目は「学ぶ」11万冊の図書資料と600の映像資料があります。
さてもう一つの柱はなんでしょうか?
参加型の施設があるという事ですが・・・
ヒント
横浜から世界的な画家が出てほしいという事でしょうか?
横浜美術館に所蔵されている作品は1万2千点。
その中には横浜ゆかりの作品も多く、ペリーの横浜上陸の瞬間を描いた
有名な作品もここに所蔵されています。
この作品を描いたのはドイツ系アメリカ人のウイリアム・ハイネという人ですが、
この人の人生も波瀾万丈のものがあります。
もともとはドイツで劇場の舞台美術を描いていた
画家だったのですが、革命思想に感化されてドイツの3月革命に参加して敗れ、
パリに亡命しました。
一緒に亡命したのがあの有名な作曲家のワーグナー。
家族ぐるみの友達だったそうです。
その後ハイネはアメリカに亡命して画家として成功し、
ペリー艦隊の画家として雇われてこの歴史的な絵を描いたわけです。
クイズ横浜第2問
ペリーの帰国後すぐにアメリカでは南北戦争がはじまりました。
ハイネは北軍の測量と地図製作係として従軍して戦場の絵もたくさんかきました。
とてもリアルな作品は評判が良かったのですが、軍の上層部からはクレームがついて
クビになってしまいました。
さて何が軍上層部を怒らせたのでしょうか?
ヒント
とにかくリアルになんでも描きたかったのでしょうね
横浜美術館は1989(昭和64、平成1)年の横浜博覧会で作られたものですが、
その時できたものに桜木町駅から博覧会の入り口までに作られた「動く歩道」があります。
博覧会の後はそのまま桜木町からランドマークタワーまでの間に移設されました。
世界で初めて動く歩道ができたのは1893(明治26)年のシカゴ万博の時です。
この時は早さの違う2レーンが並行してつくられ、道路のように追い越し車線の
乗り換えることができたそうです。
クイズ横浜第3問
さて日本で最初の動く歩道は1967(昭和42)年に大阪の阪急梅田駅のコンコース。
駅の改装工事で改札口が遠くなったために作られました。
ここに一つ都市伝説があります。
大阪人はせっかちで動く歩道では立ち止まらない、という伝説があります。
そこである人が1000人の歩行者を調べて何人動く歩道で止まったかを調べた
とネット上で発表しています。
この日との調査では、さて何人の人が立ち止まったでしょうか?
ヒント
横浜ではかなりの人が立ち止まって動く歩道に乗って(?)ますね。
第1問答え
「作る」
つまり子供たちに絵を描く場所を与えるということです。
お絵描きから赤ちゃんのための部屋まであるそうです。
第2問答え
軍の機密もお構いなく描いたので、「機密漏洩で逮捕」されてしまいました。
第3問答え
17人。(1.7%ですね。)
さすが大阪、立ち止まると周囲の人から迷惑そうに見られたという事です。
以上クイズ横浜おさらいでした。
さてみなさんは何問お解りでしたでしょうか?
山本恭司さんの回は、radikoでお聴き頂けます♪
http://radiko.jp/#!/live/YFM
This program is brought to you by CERTE.
月曜の深夜は『横浜の夜は眠らない』をお聴き逃しなく♪