横浜の夜は眠らない - Fm yokohama 84.7

滝ともはるの横浜の夜は眠らない2020年8月10日

今回のゲストは久々の登場、アシスタントの米重優哉がスケジュールの都合で

出演できない時はピンチヒッターでクイズ横浜を担当して頂きましたが、

今回はゲストとして番組に遊びに来てくれましたSayaさんでした。

Sayaさん、滝ともはる、米重優哉(with Social Distance)

最近始めたyoutubeチャンネル="チャンネルsaya"の登録者数がなんとなんと

27,900人というSayaさんも参加して頂いた、

番組名物コーナー「クイズ横浜」おさらいです。

番組をお聴きになった方、聴いてないよ。というみなさんも御一緒にお考え下さい

横浜にまつわるトリビュートをお伝えしますね。

答えはこのコラムの最後

これであなたも横浜通!!! 学校や会社や飲み会(密にならないでね。

リモート飲み会なら盛り上がること請け合いですぞ)の席で語ってください。

今回のテーマはサムライ商会です。

 

横浜にはたくさんのモダンな建物がありました。

まずはこの写真を見てください。

サムライ商会

本町通りに1894(明治27)年にできた「サムライ商会」という

とても和洋折衷のモダンな美しいお店です。

当時ヨーロッパではジャポニズムという日本文化に影響を受けた美術品や

浮世絵が大流行しました。そんなジャポニズムの美術品を紹介する代表的な店として

サムライ商会は日本だけではなく海外でも有名になりました。

この会社を作ったのが後に横浜財界の大物となる野村洋三さんという人です。

野村洋三

クイズ横浜第1

この「サムライ商会」という名前は実は野村さんの友人でもある日本を代表する

有名な教育者が名付け親です。

国際連盟の事務次長も務めた人なのですが、「武士道」という本を書いたことでも

とても有名です。

さて誰でしょう?

ヒント

旧5千円札と言えばわかるでしょうか?

旧五千円札1984(昭和59)年〜2007(平成19)年

 

岐阜出身の野村さんですが、横浜に来たときは通訳として活躍、

そして古美術商として政財界の有力者と知り合い信頼を得ました。

クイズ横浜第2

彼の特徴は精力的にたくさんの人に会って熱心に話をすること。

そこで彼にはあるニックネームがつきました。

さてなんというニックネームでしょうか?

ヒント

今では日本人同士でも平気でしますが、昔は外国人しかしなかったですね。

当時の彼はまるで外国人だったのでしょうね。

そこで彼はミスター○○と言われたそうです。

 

関東大震災でこの「サムライ商会」は残念ながら倒壊しました。

避難していた箱根で三渓園を作った原三渓さんと知り合い、薦められて

三渓園
原三溪

横浜の財界にも進出しました。

そしてその後ある会社の社長になり、

そして敗戦時にはマッカーサーと直接談判をして横浜の人に食料を確保したことでも

一躍有名になりました。

クイズ

さて彼が社長になった横浜を代表する会社の名前は何という会社でしょうか?

ヒント

マッカーサーと直接話ができるという事は・・・・?

1問答え

「新渡戸稲造」

新渡戸稲造(2回目の登場ですよ)

野村さんは当時29歳の新渡戸さんとアメリカから帰国する船で知り合い、

「君は武士道精神を持って、経済活動で太平洋の架け橋となりなさい」と

言われてこの会社を作ったそうです。

2問答え

「ミスター・シェイクハンド」

3問答え

「ホテルニューグランド」

野村さんはホテルニューグランドの建設にも参加して2代目社長になりました。

その後横浜商工会議所の会頭や横浜日米協会の会長などを務めました。

ホテルニューグランド(クイズ横浜ではお馴染み)

以上クイズ横浜おさらいでした。

さてみなさんは何問お解りでしたでしょうか?

Sayaさんの回は、radikoでお聴き頂けます

http://radiko.jp/#!/live/YFM

This program is brought to you by CERTE.
  
月曜の深夜は『横浜の夜は眠らない』をお聴き逃しなく

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