今回でリモートによるゲスト出演は最後になります。

メモリーグラスの大ヒットでお馴染みの堀江淳さんが初めて

番組に電話での出演して頂きました。

「“お湯割り”をください」というBlogが大好評の堀江淳さんも電話で参加して頂きました。

番組名物コーナー「クイズ横浜」おさらいです。

番組をお聴きになった方、聴いてないよ。というみなさんも御一緒にお考え下さい

横浜にまつわるトリビュートをお伝えしますね。

答えはこのコラムの最後

（これであなたも横浜通!!! 学校や会社や飲み会の席で語ってください）

今回のテーマはJR横浜駅

現在の横浜駅は実は第3代目の駅だったのです。

場所もそのつど少しづつ移動してきました。

初代の横浜駅は今の桜木町駅のところにありました。

昔から貿易の中心地だった横浜の港に近いところということで選ばれたのです。

クイズ横浜第1問

新橋－横浜間に次いで大阪－神戸間にも鉄道が敷かれました。

そして東京から鉄道を神戸まで作る計画が進みました。

今考えると当然東海道と思いますが、驚くことに別のある街道沿いが最有力候補地になり、

1883(明治16)年にここに決定してしまいました。

勿論横浜は通らないので横浜大ピンチ。

さてどういう所を通る路線にきまったのでしょうか？

ヒント

路線というより街道の名前ですね。

東海道じゃないのならこの街道しかないですね

クイズ横浜第2問

おかげで横浜駅はにぎわうのですが、そもそも今の桜木町の駅に列車が着くと

東海道線で次の駅に行くのに少し不便なことをしていました、それを解消するために

1915(大正4)年、今の桜木町より横浜駅よりの場所、高島町に2代目の横浜駅がつくられました。

さて桜木町ではどんな不便があったのでしょうか？

ヒント

横浜駅周辺に詳しい人ならすぐわかるのですが、地図を見ると桜木町は

東海道線から少し外れていますね。

横浜から桜木町に行くのは今は根岸線で東海道線ではないですね。

桜木町まで行くとUターンしなければいけません。

ということで横浜駅ではとてもめんどくさいことをしていたのです。

今でも登山鉄道では見かけますね

それが不便だというので手前の神奈川駅から東海道を直線で行ける高島町に

2代目の横浜駅が新設されました。この駅はとても美しい駅でした

ところがその美しい横浜駅も関東大震災で焼失してしまいました。

そして1928(昭和3)年現在の地に新しい横浜駅ができました。

そして増改築して現在の横浜駅になりました。

今の横浜駅のあたり、そもそもは横浜の高島嘉右衛門という人が独自で埋め立てた土地で、

今でも彼の名前がこの土地にはつけられています。

クイズ横浜第3問

この土地は高島嘉右衛門さんが埋め立てた後、あるアメリカの会社に売られていたそうです。

さてどんな職種の会社だったでしょうか？

わからないでしょうからすぐヒントです。

関東大震災の時にこの会社が大火災を起こしたそうです。

大火災を起こしたら怖そうな会社、というか工場はなんだったのでしょうか？

第1問答え

「中山道」

当初の工事計画地図をご覧ください

上野を出発して群馬、長野を通って大津に向かうこの道に鉄道が最初に本当にできていたら、

横浜はピンチだったでしょうね。

しかしその後、東海道を通る方が工事費が半額で済むということがわかり、

中山道は中止され東海道に列車を通すことになりました。

そして1889(明治22)年に新橋―神戸間が開通しました。

第2問答え

「方向を逆にするためにもう一台機関車を一番後ろに取り付けなおして

反対方向に引っ張っていた。」

 

第3問答え

「石油工場」です。

ライジングサン石油とスタンダード石油というアメリカの石油会社の工場があったそうです。

大火災後地元住民が石油工場の再建に大反対して以来、使い道がなく残されていたそうです。

その後、土地の一部はは横浜駅に売られたのですがスタンダード石油の土地7,000坪は

放置され、石炭置き場や砂利置き場として利用されていました。

そして相鉄が土地を買って以来横浜駅西口が開発され、アッという間に

横浜一の繁華街になりました

以上クイズ横浜おさらいでした。

さてみなさんは何問お解りでしたでしょうか?

電話出演の堀江淳さんの回は、radikoでお聴き頂けます♪

http://radiko.jp/#!/live/YFM

This program is brought to you by CERTE.
　　
月曜の深夜は『横浜の夜は眠らない』をお聴き逃しなく♪