
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されましたが、番組ではゲストの方は
引き続きリモートによるご出演になります。
今回のゲストは元シグナルで現在はスーパーギタリストとして世界を駆け、回れず
ご自宅で自粛中の住出勝則さんでした。
HUKUROHのメンバーとしてもパラダイスカフェではすっかりお馴染みの住出勝則さんも参加して頂きました。
クイズ横浜おさらいです。
番組をお聴きになった方、聴いてないよ。というみなさんも御一緒にお考え下さい
横浜にまつわるトリビュートをお伝えしますね。
答えはこのコラムの最後
(これであなたも横浜通!!! 学校や会社や飲み会の席で語ってください)
今回のテーマはバンドホテル
歴史ある横浜のホテルと言えばニュー・グランドホテルですが、
1929(昭和4)年、ニュー・グランドホテルより2年後に、港の見える丘公園の下、
今のドンキ・ホーテのある所にバンドホテルというホテルがありました。
木造二階建ての小さなホテルですが、外国人の社交場として人気がありました。
バンドという名前は海岸通りという意味で、当時はまだ山下公園もなく、
目の前が海岸だったそうです。(山下公園は関東大震災のがれきの埋め立てで作られた公園です)
クイズ横浜第1問
1940(昭和15)年、日本人弁護士の斎藤竹松という人がバンドホテルを購入しました。
前年から欧州では第二次世界大戦がはじまり、アメリカから欧州に帰る外国人が多く宿泊していました。
斉藤さんはこの宿泊客たちに声をかけて、敵対する国同士ではあるのですが、
彼らにあることをさせて「世界平和に貢献した」と当時の新聞に称賛されました。
さて何をしたのでしょうか?
ヒント
コロナがはやっていればできませんでしたね
このバンドホテル戦争中は外国で抑留された日本人との交換のために
呼び寄せられた外国人が乗船する前の宿舎にもなったそうです。
戦時中、横浜大空襲にも生き残り、戦後は米軍に摂取されました。
米軍が滞在したバンドホテルは戦後モダンな文化の象徴として映画や音楽に登場しました。
黒澤明監督の『姿三四郎』や赤木圭一郎主演の『霧笛が俺を呼んでいる』はこのホテルで撮影されました。
クイズ横浜第2問
「♫窓をあければ 港が見える メリケン波止場の 灯が見える♫」と歌ったのは
淡谷のり子さんの「別れのブルース」ですが、
1971(昭和46)年「♫○○○○ ホテルの小部屋♫」とヒット作品は実はこのホテルのことを歌ったそうです。
さてなんという歌だったでしょうか?
ヒント
これを歌った人の本名は松山数夫さん。
ブルーライト・ヨコハマと並ぶ有名なご当地ソングです
1959(昭和34)年にホテルは鉄筋7階建てのホテルに建て替えられ、
最上階にはナイトクラブ「シェル・ルーム」が誕生しました。
一流ミュージシャンが出演したため、東京から政財界の大物たちも
横浜まで頻繁に遊びに来ていた時代だったそうです。
この時の支配人が滝ともはるさんのお友達のウイリー沖山さんでした。
1982(昭和57)年には旧館を利用してライブハウス「シェル・ガーデン」がオープン、
桑田佳祐、安全地帯、ゴダイゴ、チューブの前田亘輝、尾崎豊など、有名ミュージシャンが
若手の時代にここで腕を磨き、世に出ていきました。
クイズ横浜第3問
多くのミュージシャンを生んだこのシェル・ガーデンですが、
オープンを飾ったミュージシャンは誰だったでしょうか?
ヒント
数年前に解散していたのですが、特別出演をしたそうです
第1問答え
「ヨーロッパに帰れば敵国同士になるお客さんたちに握手をさせて
横浜ではあなたたちは敵同士ではないといった」そうです。
第2問答え
五木ひろしさんの「よこはま・たそがれ」
第3問答え
「ゴールデンカップス」
以上クイズ横浜おさらいでした。
さてみなさんは何問お解りでしたでしょうか?
電話出演の住出勝則さんの回は、radikoでお聴き頂けます♪
http://radiko.jp/#!/live/YFM
This program is brought to you by CERTE.
月曜の深夜は『横浜の夜は眠らない』をお聴き逃しなく♪