滝ともはるの横浜の夜は眠らない2019年12月30日
今回のゲストは2019年最後を飾ってくれたアイドルグループ「セイント・フォー」の
元メンバー濵田のり子さんでした。
今年の6月にはパラダイスカフェ で素敵な歌声を披露してくれた濵田のり子さんも参加して頂いた、
「横浜の夜は眠らない」番組名物「クイズ横浜」おさらいです。
番組をお聴きになった方、聴いてないよ。というみなさんも御一緒にお考え下さい
横浜にまつわるトリビュートをお伝えしますね。
答えはこのコラムの最後
（これであなたも横浜通!!! 学校や会社や飲み会の席で語ってください）
今回のテーマは横浜のホテルの変遷2
1860年にオランダの船長フフナーゲルによって日本最初の西洋風ホテル、「横浜ホテル」が建てられました。
(異説あり）
ホテルといっても外観は和風の平屋建て。
片側に食堂、ビリヤード室、バーがあり、反対側が8室の客室があっただったそうです。
そまつな板で囲われ、客室には窓もなかったそうですが、外国人たちには大人気だったそうです。
クイズ横浜第1問
このホテルのバーは上海から流れてきたちょっと怪しげな外国人たちのたまり場になり、
お金をかけて夜な夜なビリヤードを楽しんでいたそうです。
そして横浜ホテルに新たに人気の遊興設備を2つ作りました。
この遊び、日本ではすっかり下火になりましたが、ハリウッドスターの家には
今でもこれがあるのがステータスだそうです。さて何だったのでしょうか？
ヒント
ビリヤードより球が少し大きくなりますね。
2つというより2レーンというほうが正しいかな？
さて話は横浜のホテルに戻ります。
ホテルの需要は多く、その後いくつかのホテルが出来ましたが、実際の経営は難しく、
建ってはつぶれるという状況が続きました。
1866（慶応2）年遊郭などが横浜の大部分が燃えた通称「豚屋火事」によって
ほとんどのホテルが消失しました。
そして1868（明治1）年についに本格的なホテルが建ちました。インターナショナル・ホテルです。
クイズ横浜第2問
今までのホテルと違い、見かけはとても立派なのですが、どうしても客室全部に
専用のお風呂を作ることができませんでした。
こんな立派なホテルなのになぜでしょうか？
ヒント
このホテル、見た目は石作りのようですが、実際は木造建築だったのです。
1873(明治6)年、現在の「横浜人形の家」付近に立派な高級ホテルが建ちました。
冷暖房完備のグランドホテルです。
1889(明治22)年には新館もでき360室を超える大型ホテルになり、またたく間に横浜だけではなく
東京をしのぐ日本一のホテルに成長しました。
しかしこのホテルも見た目は石造りの立派な西洋建築ですが、
実は木造建築に石板を張り付けたものだったために関東大震災で残念ながら焼失してしまいました。
クイズ横浜第3問
当時のグランドホテル。
お客さんが到着すると部屋に色々なセールスの人が部屋に入って来たそうです。
洋服を作りませんかという仕立て屋さんなどが多かったのですが、日本に来た記念にこんなことはどうですか？
という今では考えられない売り込みもあったそうです。
さて来日記念に何を勧めたのでしょうか？
ヒント
今では日本人はこれに拒否反応を示す人が多いので、来年のオリンピックを前に悩む旅館も多いと聞きます。
第1問答え
「ボーリングレーン」
話は飛びますが、ボーリングっていつごろからあったと思いますか？
びっくりしますよ。紀元前5000年頃、エジプトの時代ですって
魔よけのピンを倒す厄払いのようなものだったそうです。
第2問答え
「水の重さに耐えられなかった」
お風呂を作るには最低200リットルの水が必要、つまり各部屋に200キロの重量の水と
床下に配管工事が必要になるわけです。
当時鉄筋コンクリート作りのロンドン最高級サヴォイホテルでも
浴室のある部屋は全体の5分の１以下だったそうです。
答え
入れ墨、驚くことに記念に入れ墨をする人も多かったそうです。
その後、グランドホテルがなくなったことを惜しむ市民の希望で近くに、
今のニューグランドホテルが出来ました。
以上クイズ横浜おさらいでした。
さてみなさんは何問お解りでしたでしょうか?
濵田のり子さんの回は、radikoでお聴き頂けます♪
↓
http://radiko.jp/#!/ts/YFM/20190813013000
This program is brought to you by CERTE.
月曜の深夜は『横浜の夜は眠らない』をお聴き逃しなく♪
本年も番組同様クイズ横浜にご参加いただきありがとうございました。
来年も関内駅前セルテさんの番組スポンサーご継続により番組もまだまだ続きます。
どうぞ皆様良いお年をお迎えくださいませ。