2018年最後で2019年最初(?)のゲストは、ギラ・ジルカさんでした。
2018年末のレコード大賞と紅白歌合戦に出場を果たしたギラ・ジルカさんも参加していて頂いた
番組名物「クイズ横浜」おさらいです。
番組をお聴きになった方、聴いてないよというみなさんも御一緒にお考え下さい
答えはこのコラムの最後
(これであなたも横浜通!!!)
横浜に縁が深いシドモアさんという女性記者がアメリカ大統領夫人に提案して日本の桜の木が
ワシントン名物になったという話を以前しましたが、皆さん憶えていますか?
今回のテーマは横浜の外人墓地に眠るエリザ・シドモアさんです。
「ナショナル・ジオグラフィック」という有名なアメリカの雑誌の名前を聞いたことがありませんか?
世界中で36カ国語で発行されており、180か国以上で850万人が定期購読しています。
シドモアさんはアメリカにとっては未知の世界、アラスカやアジアに直接に取材に行き、
魅力的なレポートをして一躍この雑誌を世界的に有名な雑誌に押し上げました。
横浜を訪ねたシドモアさんはそこで発見した人力車に魅了され、江戸から長崎まで人力車で旅をして
「日本・人力車旅情」という本を書きました。
クイズ横浜第1問
明治時代に大流行した人力車。人力車が馬車以上の人気を得たのは、その乗り心地が良かったからだといわれています。
人力車は実は福沢諭吉がアメリカから持って帰ってきたあるものにヒントを得て改良したために大変乗り心地が
良くなったともいわれています。
さて何からヒントを得て乗り心地が良くなったのでしょうか?
ヒント
新しいものが大好きだった福沢諭吉はアメリカ人の赤ん坊に注目しました。
人力車は馬車の1/7程度の料金でかつ快適なスピードであっという間に人気になりました。
(余談ですが、車夫の人の背が高いと乗っている人の頭が下がりすぎ、体の角度がつきすぎるので、
小柄な車夫が人気をよんだそうです。)
クイズ横浜第2問
シドモアさんが横浜の居留地の風景を見てこう記しています。
「海岸通りにはクラブハウスやホテルが立ち並んではいるが、東洋らしさがない。」
と東洋の美しさを求めるシドモアさんには不評であったのですが、彼女が絶賛したものもありました。
それは日本人の職人の技なのですが、さてそれはどんな職人だったでしょうか?
ヒント
美しい風景に色を添える日本人の職人技です。
桜を愛したシドモアさんならではの職業です。
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シドモアさんは「ナショナルジオグラフィック」にたくさんの自然現象をリポートしました。
クイズ横浜第3問
今は英語になってしまっているある日本語を初めて世界に伝えたと言われています。
この日本語の言葉はなんでしょうか?
ヒント
恐ろしい自然現象ですね。サザンオールスターズも歌っています。
第1問答え
乳母車
乳母車はバネの力で揺れても赤ん坊が起きないようにできていますね。
第2問答え
庭師
シドモアさんは西洋の庭園について「西洋人は平面に花を植えつくすという野蛮な段階を脱していない。
日本人の庭は妖術師が作り上げる芸術で、わずかな面積しかない庭にも美を作り上げる。」と記しています。
第3問答え
津波(TSUNAMI)
1896年に三陸を襲った地震と津波のニュースを聞くとすぐさまカメラを携えて現地に向かい、
その記事と写真を「ナショナルジオグラフィック」誌に掲載しました。
それは、はじめてTsunami という単語を英語圏で発信したレポートとなりました。
以上クイズ横浜おさらいでした。
さて、さてみなさんは何問お解りでしたでしょうか?
This program is brought to you by CERTE.
2019年も月曜日の深夜は『横浜の夜は眠らない』をお聴き逃しなく♪
お聴き逃しの方は、次回の放送開始まで「radiko.jp」で視聴可能です。
http://radiko.jp/
パラダイスカフェ
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