今回のゲストは【ものんくる】のお二人♪
吉田沙良さんと角田隆太さんでした！

沙良さんも番組名物クイズ横浜にご参加頂き、「難面白かったぁ...」

とtwitterでつぶやいて頂きました。

番組をお聴きになった方、聴いてないよというみなさんも御一緒にお考え下さい

答えはこのコラムの後

（これであなたも横浜通）

1859年、横浜港は海外貿易の拠点として開港しました。

あいにく横浜がもともと砂浜の村だったので、外国の大型船が波止場に横づけできませんでした。

大型船は港の沖合に停泊させ、小型船に荷物を積み替えて波止場で積み下ろしたそうです。

しかし小型船は強風による高波の影響を受けやすく、よく積み下ろし作業が中断されることがありました。

そんな時に関内の料理店からの失火する大火事が発生、遊郭など横浜の街の大部分が被災しました。

税関などの幕府の施設も被災し、その復興を機会に横浜港に防波堤を構築して、作業効率を高めようと、

翌年、防波堤を完成させました。

クイズ横浜第1問

この防波堤、ある動物に似ているところから名前が付けられました。

さてなんという名の防波堤でしょうか

ヒント

「パオーン！」と鳴く動物と言えば?

当時はイギリス波止場やフランス波止場と呼ばれる小規模の船溜まりはありましたが、

直接接岸して荷役を可能にする近代埠頭はありませんでした。

そこで、近代国家に相応しい大型埠頭を建設することが

当時の早急の課題とされ横浜築港桟橋計画などが立てられました。

大桟橋の建設にあたって、問題は莫大な費用です。

ところがある国がお金を出してくれることになりました。

クイズ横浜第2問

さてどこの国でしょうか？ちょっと嘘みたいなすごいことが起こったのです！

ヒント

実はある国がある事件をもとに支払われたお金を返してくれるといいだしたのです。

時は幕末、攘夷論がはなやかだったころ、長州で攘夷のために外国船が襲撃されました。

急きょ横浜から外国軍艦が動き出しました。

うーん、歴史的には有名な事件なのですが・・・今はフグで有名なところで起こった事件です。

1863年の下関事件ってご存知ですか？

下関沖を通行中のアメリカ、イギリス、オランダ、フランスの船を長州藩が攻撃、

横浜から急行した4か国の軍艦が下関を占拠した事件です。

幕府が各国に多額の賠償金を支払いました。

この新港ふ頭と旧横浜駅があった現在の桜木町駅の間に貨物線路が作られました。

現在この道は観光地として発展している汽車道（きしゃみち）です。

クイズ横浜第3問

この汽車道、通常は貨物専用ですが、ある時期、乗客を乗せた列車が汽車道を通ったそうです。

それは毎日ではなく、横浜港に関するあることがあって多くの人が横浜港に来る必要があるときのみに

その列車は運行されたそうなのですが、それはいったいどんな時だったのでしょうか？

ヒント

飛行機が発達してお客さんが減少したために昭和35年をもって終わってしまいました。

第1問答え

「象の鼻防波堤」

第2問答え

「アメリカ合衆国」

その後新しくアメリカの大統領に就任した南北戦争の英雄グラント大統領が

なんと「強奪した金は返還すべきだ」と主張し続け、大統領退任後3年かかりましたが

アメリカの取り分を日本に返還しました。そのお金が横浜港新桟橋建設費に使われました。　

この桟橋は後に大桟橋と呼ばれ、横浜港の象徴になりました。

ちなみにアメリカに感謝した政府は赤坂の土地をアメリカに贈呈しました。

この土地が現在のアメリカ大使館です。

第3問答え

氷川丸などの外国航路の船が入るときだけ旅客列車が汽車道を走った。

さて皆さんは今回のクイズ横浜、何問答えられましたでしょうか? 

　

月曜日の深夜は『横浜の夜は眠らない』をお聴き逃しなく♪

This program is brought to you by CERTE.　

お聴き逃しの方は、次回の放送開始まで「radiko.jp」で視聴可能です。
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