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象の鼻テラスチーフ「大越晴子さん」

今回は、象の鼻テラスのチーフとして、アートマネージメントのお仕事をされている、大越晴子さんにお話しを伺いました。

象の鼻テラスは、横浜市の開港150周年事業として、2009年に開館。
横浜港発祥の地を、横浜の歴史と未来をつなぐ象徴的な空間として整備した象の鼻パーク内に、アートスペースを兼ね備えた休憩所として、横浜市が推進する新たな都市ビジョン<文化芸術創造都市クリエイティブシティ・ヨコハマ>を推進する文化観光交流拠点の一つです。
訪れた人に、文化・芸術の展示、パフォーマンス、ワークショップ等、様々なアートプログラムも楽しんでもらえる多目的な場所となっています。

大越さんは、象の鼻テラスで開催されるプログラム(現代アート、音楽、舞台、展覧会等)の企画と運営を行っていらっしゃいます。
「例えば、どんなアーティストの方に参加してもらうか、どんなプログラムを行っていただくかという企画の段階から、プログラムが決まった後は、情報発信・周知、また安全の為の確認や必要材料・備品等を揃える。そして、無事に当日を迎え実施する。という、関わること全てにおいて携わっているという感じです」

一番最初の出会いは、象の鼻テラス主催のイベントにお客さんとして参加をされ、その後、ボランティアとしてイベントの運営側に関わるように。スタッフに欠員が出た際、たまたま大越さんも仕事を探していたタイミングだったということがきっかけとなったそうです。

大学時代は建築を学び、卒業後は建築事務所に勤務。
「設計するのと同時に、その中の人たちがどういう活動をし、それがどういうスペースであるかという所にも興味がありまして、ソフトと言われる部分なのですが、建物をつくるのと同じ位大事な要素だと思っていて、そういったことを考えたり企画することにも興味があった時に、象の鼻テラスに出会ったという経緯もあります」

大越さんが大切にされていることとは。
「設計事務所や建築を学んでいた時代から考えていたプロセスが、その場所にどういう景色を見せるか。どういう過ごし方をするとか、暮らしをするかといったことを、使い手の目線で考えないといけないと思っていました。それが、この象の鼻テラスの中での出来事をつくる上でも、それを体験する人の目線でどうあるべきか、どう出会い、どういう体験がその人にとって特別なものになるだろうかと考えています」

12/9(金)~11(日)【ZOU-NO-HANA FUTURESCAPE PROJECT 2022】開催!!
アートの創造性を活用して、公共空間の活用方法を考え、実験するプロジェクトとして2019年にスタート。
今年のテーマは、<ネクストノーマル・ナイトライフ>として、夜をテーマに、光のアートイベントが実施されます。
「コロナ禍から少しずつ動きが活発になりつつある今、夜のまちの過ごし方や夜の公共空間のあり方を考えてみました」

注目は、5人のアーティストによるアートプログラム。
・3日間限定の港に怪しく光るバー
・誰かに思いを届ける光の花畑
・巨大な彫刻とナイトウォーク
・8つの車輪が連結した<自連車>
・ラジオと蛍光灯の明滅で”交流”を表現する作品

その他にも、企業や大学のプログラム、ナイトマルシェも行われます。

又、今回関連企画として【第1回フューチャースケープ・フォトコンテスト】も開催!!
12/26~2023年1/3の期間、象の鼻テラスで展示される”横浜の光”をテーマとした写真を現在募集中です。
詳細をチェックしていただき、こちらも是非ご参加ください。


◆なでしこの素◆
大越さんの必需品は、象の鼻テラスエコバック(非売品)
使い勝手のいいサイズ感で、お昼などに持って出られるそうですよ!!
あと、”ボンタンアメ”好きという大越さんです♡

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