ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

夢歩 足の保健室港南 室長「吉野喜代美さん」

今回は、夢歩(むうぶ)足の保健室港南の室長でいらっしゃる、吉野喜代美さんにお越しいただきました。

横浜市港南区でフットケアを提供している【夢歩 足の保健室港南】
「一般的にフットケアと言うと、マッサージだったり爪切りといったイメージがあるかと思いますが、私たちは”トータルフットケア”と言って、歩き続けるための足つくりをすることを常に考えています」「もちろん、タコや魚の目を削ったり、爪を切ったり、巻き爪の矯正をしたりしますが、どうしてそうなったのか、原因はどんなことがあるのか、これからどうすればよいのかということを説明し、お客様と一緒に解決に向けたケアを行っています」

そして、ケアに携わる全員が現役の看護師であり、フットケア学会で認定されたフットケア指導士を持っていらっしゃる。
「いらしたお客様の足の状態から、医療的処置が必要かどうかといった判断もでき、適切なアドバイスができるのは看護師の強みだと思っています」

「それぞれ看護師は、夢を持って夢に向かって歩いて、関わっている人の夢に寄り添いながら一緒に歩いて行く。そして、最後まで歩ける足をお手伝いできる」【夢歩(むうぶ)】には、そのような夢に携わることができたらという想いが込められている。

吉野さんご自身はこれまで、循環器専門病院、透析・総合病院(手術室)を経て、在宅看護に長年携わってこられ、今年1月に室長として就職された。

「通常、総合病院などで足をみるには、靴や靴下を脱がせてという作業が必要になり、例えば『足の爪切りをしてください』といったお願いが無い限り、足をみる機会は少なかったのですが、在宅看護に携わるようになって、足の爪切りや魚の目が痛いなど、足のお悩みを聞くことが多くなりました。又、透析患者さんの場合は、足に少し傷ができるだけでも切断の可能性が出てくるということが今問題にもなっていると思いますが、そういった中で私はケアがあまり上手くできなかったという経緯があります」
そのことがきっかけで、フットケアの勉強をし、足のお悩みや困っている方へ向けて少しでも役に立ちたいと、このお仕事を始められたということ。

「まずは自分の足を見てほしい!」と吉野さん。
「足は目から一番遠い所にあり、見えずらい(見たくない)部位だと思いますが、体を支えている重要な部分。自分の足を知って、ずっと最後まで歩ける足にする為にはどうすれば良いか考えていただければと思います」

そして予防の大切さを。
「例えば皆さん、毎日髪をとかしたり、シャンプーをして、定期的に美容院へ行く。毎日歯磨きをしているけれど、定期的に歯科へ行く。ということと同じ様に、足も定期健診という感覚でケアをしていただきたい。何でもそうですが、症状が無いと、ほったらかしにしやすいですよね。特に足は、靴下や靴で隠すことができて、人に見られる所ではないので、意識したり気を付けたりして、予防がとても大切なことを理解していただけるようお伝えしていきたいと思っています」

「今は問題無いと思っていても、いずれ足も年を取ります。自分の足を見て知って守ってください。<足の保健室>とネーミングしたのは、学校の保健室の様に応急処置はします。そして、健康維持・疾病予防や、足について相談したり悩みを話したり出来る場所になるようにと願いました。是非、お気軽にケアを受けにきてください!」

夢歩 足の保健室港南について詳しくは、FacebookページTwitterをご覧ください。ご予約もこちらからどうぞ。(尚、病気治療ではない為、保険外となります)
・サロンまでお越しになれない方への訪問
・ケアを身に着けたい方(看護師・介護士)の育成や勉強会
・高齢者施設などでのフットケアサポート 
も行っていらっしゃいます。ご希望の場合は、ダイレクトメッセージをお送りください。


◆なでしこの素◆
吉野さんのお仕事道具3点セットを見せていただきました!
やすりは爪の硬さによって、目の粗さが違うものを使い分けるそうです。

うさぎちゃんの可愛いポーチに入っていました♡
(兎年の吉野さん)

top