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株式会社Realize 代表取締役「池田礼子さん」

今回は、株式会社Realize(リアライズ)代表取締役の池田礼子さんにお越し頂きました。

株式会社Realizeは、主に住宅設備機器全般の取替や修繕を行う、ハートリビングサポート株式会社のグループ会社として、今年2月22日に設立。ハートリビングサポート株式会社の常務取締役でもある池田さんが同時に代表取締役に就任されました。
「事業内容としては、ハートリビングサポート自体が、賃貸の管理会社様とのお取引が多いので、管理会社様のお困りごとを解決していくという会社になります。その中で、入居前の点検、鍵交換が管理会社様の負担になっているということで、そこをRealizeとして解決する仕組みを作れたらと思っています」

そして、Realizeとしてのキーワードは、女性活躍推進。
「この日本の中で、シングルマザーであったり、色々な理由から働きたくても働けないという部分を、バックアップしていきたいということです」
働きたい女性を応援し、企業の女性雇用促進に対するフォローや仕事復帰したい女性をサポートする事業、資格取得と丁寧な技能実習を行う技術サポートなどに取り組んでいらっしゃる。

「ハートリビングサポートの営業マンが現場の写真を撮りに行ったりするということが多くなっていき、それを会社として変えていこうとなった時、システムを新たに構築したり、パートで人を雇うということも考えたのですが、女性でもできるのではないか、地域の方に空いている時間で活躍していただくことも可能なのではないかということがありました」

現在は、入居時の鍵交換、設備のチェック、簡易清掃のお仕事があり、実際に稼働していらっしゃる方が、口コミで次々知り合いを紹介していくという流れも出来ているのだそう。今後は、設立のきっかけでもあった現場調査(写真撮影)も展開していきたいとのこと。

働きたい女性は多い。
「私もシングルマザーとして動いていた時期がありました。男性と女性と一つ違う所は、男女雇用均等法と言っても、家事負担や育児負担は女性の方が多いです。(子供の)学校行事にどちらが行くかということでも言えると思うのですが、そういったことを懸念する中でフルタイムで働ける女性はなかなかしんどいのかなと。ただ、実際働きたいという女性はいるんです」
生活の中で優先順位があっても、自分のライフスタイルに合わせた働き方をRealizeで提供したいと池田さん。

ということで、働き方は様々。メインで終日働いている方もいれば、お子さんが幼稚園・学校に行っているスキマ時間を使っている方、扶養内で働きたいという方もいらっしゃる。「あくまでも自分の生活に合わせた働き方で、満足してお仕事ができれば一番いいのかなと思っています」

「ただ、女性は出産すると一旦会社を離れる時期が必ずあります。そういう時に復帰できない環境。大手であれば人員の確保もしっかりできていますが、中小企業ではこの状況で尚しんどいという所がありますので、一旦は出ないといけないとなる。そういう働き方自体も考えていかなければいけないことだと思います」提言と共に、手に職があれば自信もつき、長い目でみた時、仕事があることで生活の安定にも繋がっていくと仰る。

働きたい女性の声に寄り添うことは勿論、女性が現場に赴くということで。
「施工するにあたって女性の方が来てくれるとイメージ感が違う所はあります。鍵を触る仕事もありますから、主婦の方できっちりしているとそれも好イメージです。それから、入居者が女性の方だった場合には、ハートリビングサポートとしても女性の施工部隊をどんどん強化していって、入居者が女性の場合は女性が施工に行けることが理想形だと考えます。男性と女性で現場で担当できる作業は違ったとしても、女性がいることでの受け手のイメージは絶対に違うと思うのです」

実力はあるが、それを発揮できていない女性の為にも。
3人のお子さんのお母さんでもある池田さん。仕事と子育てや家事を両立されてきた立場でもあります。「家事に関しては、両親が一緒に住んでいることもありまして大分サポートはもらっていますが、そういう環境下の方は少ないと思います。イコール仕事に専念できる環境にない。働くことが難しい。そういった中で”眠っている力を持つ女性”は結構多いんですよ。その方の環境下にマッチングできれば、その力を発揮してもらうこともできますし、お母さんて強いなと思います」

少し先の夢は【リアライズ食堂】
「Realizeはまだ新しい会社ですので、事業展開としてはお仕事をどんどん増やしていき、困っている女性の方をサポートしていきたいということ。そして何年か先に、仕事が安定し働く方も増えていった時に、【リアライズ食堂】をやってみたいと思っています。今、子供食堂も増えてきていますが、立ち上げた時に掲げた、シングルマザーなどをバックアップする新たな形として食堂を作りたい。私の小さな夢です」

研修制度の強化やそれぞれのライフスタイルでの働き方に合ったお仕事もどんどん増やしていきたいということ。
株式会社Realizeについて詳しくは、ホームページをご覧ください。
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◆なでしこの素◆
池田さんの必需品と、スタッフが現場で着用するビブス。
ピンク色はRealizeのイメージカラーです♡

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