
今回は、ミハマ通商株式会社 代表取締役でいらっしゃる川端佳奈さんにお越しいただきました。
木製の建材、主に無垢フローリングの輸入・販売を行っているミハマ通商株式会社。創業は昭和42年。川端さんは3代目代表取締役として、今年5月に就任されました。
「物心ついた頃から両親の仕事を手伝いたいと思っていたので、就学・就職は現職を意識して進むようにしてきた」という川端さん。小学校高学年くらいの時期から、家族で食事をする場面で耳にしていた大人たちの仕事の話から、自身の将来を描くようになっていったという。
大学卒業後、2年間の海外留学を経て、都内大手デパートに就職。輸入業務に携わった後、結婚・妊娠を機にお母様(2代目代表取締役)が経営するミハマ通商へ入社。海外提携工場からの仕入れ業務を任され、2020年4月に常務取締役に就任されていらっしゃいます。
木を扱うということは。
「100%天然素材、自然素材ですので、いわゆる工業製品と比べると一つ一つが全く違うものです。何一つ同じものはありませんので、その辺りのメリット・デメリットをお客様によく知っていただきたいと思っております」
コロナ禍により、海外に飛べない時期が。
「9割方が輸入商品のため、2~3ヶ月に一度のペースで海外の提携工場に赴いていました。コロナに入り、2年半の間行くことができませんでしたが、海外の仕入れ先の工場とは信頼関係、太いパイプで繋がれておりますので、品質管理なども現地の人間を信頼してやってくることができました」
川端さんが大切にされていること。日常からの挨拶。
「どんな時でも、元気よく挨拶をするということを心掛けております。子どもたちにもよく言っていることですが、”おはよう””こんにちは”は勿論のこと、”ありがとう””ごめんなさい”も素直に、相手に伝えるということです。又、お客様、社員も含め、コミュニケーションを取ることも日々心掛けております」
まずは、無垢フローリングの良さを大勢の方に。
「代表に限らず、女性の割合が少ない業界ということもあり、女性ならではの目線や視点を経営に活かしていけたらという想いもございますが、木材は、再生可能なエコマテリアル(環境に対する影響の少ない素材)でもあります。今、お家時間が増えてきたり、その時間を快適に過ごしていただくために、自然素材からなる無垢フローリングを是非知っていただきたいです」
ミハマ通商さんのショールーム【木のミュージアム】に訪れてみませんか!!
天然(自然)素材ならではの、木の香りや柔らかさも触ったり踏んだりすることで体感できます。
ショールームについて詳しくはこちらから。
又、ホームページからカタログ・サンプルなどの資料請求もできますので、是非ご覧になってください。
◆なでしこの素◆
オシャレなカタログです。50周年記念につくられたもの。
フローリングの検品に使われるという、ノギス。
実は、創業者であるお祖父様が使っていらしたもの。2代目のお母様が受け継ぎ、
この度3代目就任にあたり、川端さんの元へ。お母様のお手紙も一緒に入っています。
こちらは、海外の提携工場のスタッフ作、フローリングの端材でつくられた名刺入れ。温かみがありますね。
プライベートでは、3人のお子さんのお母さん。
「家族に助けられる日々。特に中学2年生になる長女には頼りっぱなし」と、川端さん。
こちらは一番下のお子さんからのお手紙で、いつもバッグに入れていらっしゃるそうです♡