ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

クラリネット奏者「若林愛さん」

今回は、クラリネット奏者の若林愛(めぐみ)さんにお越しいただきました。

中学校の吹奏楽部をきっかけにクラリネットを始めたという、若林さん。
実は、パーカッション希望だったそうです。
「楽器体験で最初に持ったのがシンバルだったのですが、とても大きくて、当時身長も低く細かったので、重たくて持っていられず腕がプルプルしてしまうほど(笑)、音を鳴らせたかどうかの記憶もないくらいでした」
ということで、トロンボーンやトランペット、サックスなど様々な楽器を手にしますが、「結局余りもののクラリネットに。何故か残っており、それだけにあまり気乗りせず、”黒くて地味だな”なんて思っていたのですが、やりはじめたらはまってしまいました!!」

プロを意識したのは高校時代。
「商業高校だったので、簿記などの勉強ばかりしていたのですが、横浜ポートエンジェルス(消防音楽隊)の演奏を聴いて、すごく素敵だなと思いまして、私もこういうのに入りたい!と思ったのがきっかけです」

洗足学園音楽大学を優秀賞を受賞して卒業されると、クラリネットアンサンブルコンクール 第1位受賞をきっかけに、キングレコードからメジャーデビューを果たし、これまで6枚のCDをリリース(キングレコード/ユニバーサルミュージック)。又、ロケットミュージックより、教則本や楽譜集を出版されています。

クラリネットは、”すごく暖かく、胸にすっと入ってくる音がする”と若林さん。
その暖かみのある音色や音域の広さという魅力を伝えたいと演奏してこられましたが、一方でこんなお話も。「ある時、コンサートが終わった後お客様に、『今日仕事で嫌なことがあったけれど、演奏を聴いたら心が晴れて、すっとした』と言ってもらったことがありまして、あ!クラリネットの魅力ってそれだ!!と、私の考え方が変わったのです。音楽を演奏するということに対しても、クラリネットの魅力に対しても、それまでは自分が届けたい、届けたい!という想いが強かったのですが、聴いてくださる人に寄り添うということ。相手のことを思って演奏したり、心を込めるということがすごく大切なんだと気付いてから、色々変化したという経験をしました」

若林さんは現在、【木管五重奏カラフル】リーダーの他、ヴァイオリニスト天野恵さんとのユニット【Megumi♡Kei】、君塚仁子さん率いるオカリナユニット【君塚トリオ】のメンバーとして活躍されています。
「木管五重奏カラフルでは、クラシック曲をメインに、木管五重奏という編成ではなかなか演奏されることのないポップスやアニメソングも演奏しています。カラフル主催のコンサートの他、慰問演奏や学校訪問、アウトリーチの公演などにも力を入れています。又、Megumi♡Keiでは、ヴァイオリンとクラリネットでは珍しいロックを演奏しています。可憐でかつ情熱的なサウンドを作り上げるインストゥルメンタルユニットとして、賞レースに挑戦したり、メディア出演などしております」

<お知らせ>
●木管五重奏カラフルCD「Trip!」発売中(ユニバーサルミュージック)
●Megumi♡Kei 各種配信サイトよりダウンロードできます
●9/23(金・祝)若林愛×SOUND TOKYO弦楽四重奏(赤坂ストラドホール)
ロイヤルウイングでのクルーズ演奏や、お子さんメイン、親子で楽しめるコンサートも定期的に行っていらっしゃいます。

♪クラリネット、電子クラリネット(EWI)、オカリナのオンラインレッスンも開講

詳しくは、若林愛さんのホームページブログをチェック!!


◆なでしこの素◆
若林さんのクラリネットを見せていただきました!!
美しい~


O.A.でお届けした「やさしさに包まれたなら」が収録されている
オムニバスCD【森の音楽会】

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