ファンケル ヨコハマなでしこ - Fm yokohama 84.7

アーティスト「xiangyuさん」

今回は、アーティストのxiangyu(シャンユー)さんにお越しいただきました。

横浜市泉区のご出身で、20代直前まで住んでいらした。

2018年9月から音楽活動を開始したシャンユーさん。どんな入口だったのでしょうか。
「10代の頃、ずっと洋服を作ることにはまっていたのですが、通っていた横浜の中学・高校の近くに大きなホームセンターがあって、そこが自分の遊び場になっていました」
そのホームセンターは、軍手やブルーシートの種類が豊富で、値段も安価でときめく素材だった。その軍手やブルーシートを使って洋服を作っていたシャンユーさん。
そして、その洋服を着てまたホームセンターへ軍手やブルーシートを買いに行く!という、インスタレーションのようなことをしていたのだそう。
又、出来た作品をアートイベントで展示をしていた所、「それをたまたま見てくれていた今のマネージャーさんが、『一緒に音楽をやらないか』と急に声を掛けてきてくれて、それがきっかけとなりました」

音楽イベントではない、アートイベントで声を掛けられたというシャンユーさん。「その時私は洋服をやりたかったので、音楽というか服だな~という率直な想いでそのお誘いは保留にしたのですが、そのあと6年位定期的に声を掛けてくれる存在だったのです」
マネージャーさんの熱意たるや。そして、歌声を聴かずして6年もの時間アプローチがあったというシャンユーさんの魅力☆
心が動いたのは20代半ばになり、「洋服もやりたい気持ちはまだあるが、違うモノづくりもやっていみたいなという気持ちになって、じゃあ、ずっと声を掛けてくれているし!」と、シャンユーさんの音楽活動がスタートする。

背中を押してくれたのはラジオから流れてきた言葉。
「洋服を作りながらラジオを聴くことが多かったのですが、ちょうど音楽活動の決意をするタイミングで、ラジオからエッセイストの阿川佐和子さんの言葉が聴こえてきたのです」その内容は、”もういい年齢だけれど、まだ自分にも他の人にも気付いていない他の才能があるかもしれない”というもの。「その言葉にすごくはっとして、”私はもう20代半ばだし~”となんとなくぼんやり思っていたのですが、いや、全然まだこれから先の人生のほうが長いし、まだ全然色々なことできるじゃん!という気持ちになりました」

実は、歌うことはわりと苦手な分野だった。のだそう。
「音楽活動を始めるまで、友達とカラオケにすら行ったことがなかったので、自分の人生の選択肢に入っていなかったのですが、これだけ長いこと言ってくれるのであれば、たとえダメでも死ぬわけではない!やってみるかと思ったのですよね」

シャンユーさんの音楽は、音楽ユニット:水曜日のカンパネラのメンバーでもいらっしゃるケンモチヒデフミさん、Dir.F(ディレクターエフ)さんと制作活動をされており、シャンユーさんは作詞を担当されている。
その曲たちは、【ミラノサンドA】【プーパッポンカリー】【風呂に入らず寝ちまった】【Go Mistake】【菌根菌】などなど独特の世界観を表現されています。
「わりと自分の身近な日常生活の中から切り取りたいシーンなどを拾ってくることが多くて、特にわざわざ人に言わないようなこと、でも自分の日常生活では大事というような愛おしいシーンをテーマにしていることが多いです」
その歌詞とトラック、中毒性があります!!♪

名刺代わりという【ミラノサンドA】のステッカー

●12/10には新曲【LIFE!】が発売されました。
こちらの曲は、シャンユーさん初主演&音楽担当された映画『ほとぼりメルトサウンズ』の主題歌となっています。
(横浜の石川町のあるエリアを舞台に書いていたシャンユーさんのコラムが元となった脚本の作品)
●もう一本、出演映画公開中!『スパゲティコード・ラブ

●12/21(火)新宿MARZにて、『20th Anniversary!!』にご出演。

詳細は、シャンユーさんのホームページツイッターインスタグラムでチェックしてください!!

◆なでしこの素◆
本がお好きだというシャンユーさん。最近の一押しはこちら!!

ドキュメンタリーや小説、エッセーもお好み。
こちらもかなりのページ数ですが、中高生時代も分厚い”ハリーポッター”を
肩を壊しながら、更に教科書を減らしてまで持ち歩いていたのだそうです♪

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