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ジュエリーデザイナー、ジュエリーブランド HARUMI SHIRAKAWAプロデューサー「白川晴美さん」

今回は、ジュエリーデザイナーでジュエリーブランド HARUMI SHIRAKAWAのプロデューサー白川晴美さんにお越しいただきました。

白川さんは、フランスのパリで、ジェリーデザイナーとしてVanCleef&Arpelsをはじめとする様々なブランドで経験を積み、帰国後、日本のジュエリー企業でブライダルジュエリーから、ティアラなどのハイジュエリー、フルオーダージュエリーなど、幅広いデザインを手掛けていらした。
そして昨年、自身のブランド【HARUMI SHIRAKAWA】を立ち上げ、現在はHARUMI SHIRAKAWAの総合プロデューサーとして、ジェリーのデザインはもちろん、ブランドコンセプトの確立、ブランドロゴデザイン、ジュエリーのネーミングやポエム作成、パッケージ、ディスプレイデザイン、営業活動など、ブランドに関わる全てを行っていらっしゃいます。

そのジュエリーは全てメイドインジャパンで、ハイジュエリーも手掛ける熟練の職人さんが一つ一つ手作りで作成。又、使用しているダイヤモンドのクオリティーも、ハイブランドと同等の素材が使用されています。

白川さんがジュエリーデザイナーの仕事を選ばれたのは、何かを表現したい、そして世界に届けたいという想いから。
「幼少期から演劇やフィギュアスケートをしていた事が影響してるのかもしれませんが、大学在学中に自分の将来を考えた時、自身で何かを表現したいと考えました。そして、世界のどこにいても、何歳になっても続けられる仕事を持ちたいと思っていました」
又、世界中の色や形に興味があったという白川さん。「色とりどりのジュエリーの石はまさに、大自然の恵みであり、地球の恵み、自身のデザインしたジュエリーとして、この世に送り出したいと思うに至ったのです」

昔から大好きだったブランドがフランスのブランドだった事や、ジュエリーの本場ヨーロッパにおいて、「パリにはヴァンドームという世界の名だたるジュエラーが集まる広場があり、それを是非現場で見たいという思いもあって、フランスで学ぶ事を決めました」

宝石鑑定士の資格を取ったり、パリのジュエリー専門学校に通いインターナショナルコンクールで世界第3位の受賞経験もあり、ハイジュエリーブランドのデザイン室で勉強をされてきたという。
又、海外生活を経験した事で、世界の様々な文化に触れるうちに、「私の根幹である日本文化について知らない事ばかりだったと気付かされまして、自分でもしっかり学ぶべきだと思ったのです」

ブランドコンセプトは、”Modern JAPAN Classic(モダン・ジャパン・クラシック)”
「これは、私の造語なのですが、日本語にすると『温故知新』とでも言いましょうか。日本に古くからあるモノやコトから着想を得て、それにモダンな解釈を加えてデザインしたジュエリーです」
一つ一つのジェリーには、日本から古くから伝わる様々な物語や想いが込められており、和の香りとモダンなデザインの融合を感じる事のできるジュエリー。
「一目ではそのジュエリーのデザインが何を表しているのか分からないかもしれませんが、太陽が水平線から登る瞬間であったり、折り紙を折っている一瞬を切り取ったデザインであったり、舞妓さんのかんざしをイメージしているデザインであったり、ご説明させていただくと、皆さま『なるほど!』と仰られます」


和と言っても、かなりモダンなデザインである為、一見して分かる和テイストではなく、普段使いでも、フォーマルにもクールにも着ける事ができ、和装に合わせるのもとても素敵です‼
又、折り紙や稲妻のデザインはなどは男性にもおすすめ。
「全てのジュエリーにはデザインの由来となった名前やポエムが付いていますので、そちらも併せてご覧頂けると、その情景が目に浮かび、ジュエリーをより一層楽しんで頂けると思います」

白川さんが大切にされている事とは。
人との出会いとその方々への感謝、なりたい自分をイメージする事。
「自分の身の回りの出来事は、全て人との関わりで生まれているものだと思います。自分一人では何もできません。ですから、人との出会いやその方々との関わりで生まれた事には全て意味があると思っていて、それ無くして、仕事はもちろん、人生全て成しえないと思います」
又、なりたい自分をイメージすると、スポーツのイメージトレーニングのように、無意識でも自ずとアンテナを張るようになり、今自分が欲している人と出会えたり、情報を入手出来たり、イメージする方向へ進む道筋が少しずつ開けて行くように感じていると白川さん。
そして、「妥協しない。後々上手く行かなかった時に後悔したくないので。自分が納得した上でやってみたならば、結果がどうあれ、自分に納得していますし、責任を取る事も出来ると思っています」

【HARUMI SHIRAKAWA】について、詳しくは、ホームページ又はインスタグラムをご覧ください。
出店情報も是非、チェックを!!

パリは私の第二の故郷と言う、白川さん。
「日本の文化を世界に!という想いで、東京オリンピックの年にブランドを立ち上げましたが、次の2024年パリオリンピックの年には、是非パリで企画やイベントなどを開催できたらいいですね」
現在、地元横浜のF-SUSよこはまという、女性起業家のシェアオフィスで事業展開されていますが、「今後も横浜市の女性起業家プロモーション事業などを活用しながら、横浜生まれのブランドを大きく育てて行きたいと思っています」
将来的には、フランスのみならず世界の国に【HARUMI SHIRAKAWA】のジュエリーを届けたい!!との想いを持って、日々励んでいらっしゃる。

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